ビバッ! 仮面ライダーG3  2001/10/22(Mon.)

 え〜、去る10月21日に「エコ旅フェスタ」なるイベントのお手伝いに行ってきました。

 新幹線(こだま)停車駅前徒歩1分の好立地条件で開催されているショボイって言うか、企画段階(21世紀記念事業ってあたりが特に)で失敗しているような気もするイベントです。

 はーちゃんは、エコ旅フェスタを応援しています。








 あぁ、いきなり終わろうとしちゃいましたね。

 結局、一日中ゴミの分別指導ばかりしてどんなイベントをやっているかが、よくわからなかったのでつい、うっかり。




 ステージがたまたま持ち場の近くだったので、ステージイベントは多少なりとも見ることが出来ました。

 エコ旅フェスタらしく「ガチャピンもどき」某マスコットキャラの「うぉーたん」が歌のお姉さんと楽しく歌って踊ってました。

 異様に足が短のにも関わらず、見事な踊りっぷり。

 流石は、ガチャピソうぉーたんです。

 伊達に宇宙にまで行っていません水の妖精だと言われても納得してしまいます。









 さて、ステージの方では他に「仮面ライダーアギトショウ」も行われておりました。

 おいら的には「ガオレンジャーショウ」の方が良かったのですが、やはり6人+αを呼ぶ予算がなかったのでしょうか? ガオレンジャーはオルグとの戦いで忙しかったのでしょう。

 ガオレンジャーの変身アイテムを腕につけて来場していたチビッコの期待は見事に裏切られたわけです。


 ところでアギトショウですが、12時からと15時からの2回公演です。

 ちなみにマスコットキャラであるはずのうぉーたんショウは開場後すぐの10時30分からでした。

 やはり主催側も客寄せパンダとしてどちらが有効か?というのはよく理解しているようです。






 さて、仮面ライダー達は3人とも来てくれていたようです。

 仮面ライダーアギト・仮面ライダーギルス・仮面ライダーG3と勢揃いでした。

 ただしそこで予算が尽きたのか、敵怪人は弱そうです。

 悪の戦闘員の皆さんもお二人しかお連れでありません。





 ショウの方は、ライダー達の顔見せから始まります。

 顔見せが終わった後、悪の怪人さんがたった2人の部下相手に相談を始めます。

 曰く、「アギトとギルスはわかるが、もう一人の青いヤツが誰だかわからん」と。

 悪の戦闘員の2人皆さんも「知りませんぜ」とおっしゃいます。

 さすが、ライダー中最弱をほこるG3。

 悪の組織内での知名度も最弱、というか、ライダーとして認識すらされていないようです。

 そこで、悪の怪人は敵ライダーの名前を会場のチビッコ達から聞き出そうとします。

 チビッコショウと言うこともあったのでしょうが、敵ライダーの名前を滅ぼすべき人類の、しかもチビッコから聞き出そうとするとは………「聞くは一時の恥」とはよく言ったものです。

 さて、一人のチビッコにステージに上がってもらい、質問の開始です。




 悪の怪人「ではまず、お名前とお年から聞こうか」

 ずいぶんと礼儀正しい怪人さん(以下、「さん」づけ)です。





 そしてショウはおいらがちょっと目を離したスキに急展開です。

 なんと仮面ライダーG3が敵怪人さんのグループにつかまってしまいました。

 おいらも弱いとは聞いていたのですが、まさか、悪の戦闘員さん2人に簡単に取り押さえられてしまうとは…………









ある意味、期待通りです。

 このままジ・エンドかと思ったのですが、悪の怪人さんは「倒す価値もない」と言いきられます。

 確かに、下っ端戦闘員さん2人で取り押さえられる敵を倒すことなど、アン○ンマンの顔をふやけさすのと同じぐらい簡単なことでしょう。






 そのまま2人の戦闘員に連れられて、舞台袖に引っ込められそうになったG3を助けたのが仮面ライダーアギトとギルスです。

 悪の怪人さんは後から来たライダーと戦うべく場所移動。

 一人残されたG3が悪の戦闘員さん二人と戦います。

 せっかく助けに来てくれた2人のライダーに「任せてくれ」と言うG3ですが、さっきまで、「その」悪の戦闘員2人につかまっていたというのに、その自信は一体どこから来るのでしょうか?

 予想通り、悪の下っ端戦闘員たった2人に大苦戦する仮面ライダーG3。

 お姉さんの「みんなでG3を応援しましょう。せーの、」のかけ声に合わせたチビッコ達の「がんばってー」のかけ声に力を得たのか、たった2人の戦闘員の皆さんを大激戦の末に倒すことに成功します。






 一方、ライダー2人との決戦をしている悪の怪人さん。

 1対2と言うこともあり、悪の怪人さんがかなり苦戦をする……なんてコトは全然ありませんでした。

 見た目の割にはかなり強い怪人さんのようです。

 チビッコ達も「がんばれ〜」と応援を繰り返し、ライダー達も2人掛かりで懸命に善戦しますが、遂に悪の怪人さんがアギトを捕まえます。

 それに合わせて、BGMもピンチを表す曲になり、ライダー達のピンチをチビッコ達に伝えます。

 悪の怪人さんがアギトにトドメをさそうとした、まさにそのとき!!







 爆発音と共に悪の怪人さんがのけぞりますっ!!!

 仮面ライダーG3が助けに来てくれましたっ!!!!

 やはり、肉弾戦では勝ち目がないと思ったのか、飛び道具(銃)を使ってしかも、背後から不意打ちです。

 正義のためならば手段は問わないあたり、現実的でいいカンジです。

 BGMもノリノリの主題歌が鳴り出しヒーロー優勢を伝えます。

 後はもはや、タコ殴りヒーローの独壇場状態。

 あれほど苦戦したのがまるで演技のような優勢ぶりです。

 アギトとギルスが肉弾で悪の怪人さんに挑んでる間、G3は一度だけキックで攻撃を仕掛け、その後は間合いを取り十数発の弾丸を悪の怪人さんに叩き込みました。

 G3もようやく自分の身の程するべき事が見えてきたようです。

 仮面ライダーアギトにトドメをさされ、捨てゼリフを残して倒れた悪の怪人さん。

 敗因は、G3をアンパン○ンの顔程度と考えた、悪の怪人さんのバイキン○ン的思考にあることは疑う余地がありません。









 このショウは『どれほど簡単なことでも、ヤれるときにヤっておかなければならない』と、いう教訓をチビッコ達に示したことでしょう。

 おいらは、この悪の怪人さんが残してくれた教訓を無視して、研究もせずにこんなテキストを書いているわけです胸に力強く生きていきたいと思います。

 そして、悪の怪人さん同様にやられていくのだと思います。

 はーちゃんは、自分のするべき事が見えた仮面ライダーG3が、また身の程を忘れないように祈っています。