静かな部屋は嫌い
あなたがいないから 嫌い
|
大人になって憶えたことなんて
作り笑いとタバコの味くらいのもんだよね
|
私なら 大丈夫
独りでも 平気
だってちゃんと
笑っているでしょう?
|
どれだけ泣けば
全てが手に入る朝が来るのだろうか
|
ごめんなさい
一生 あなたのことを
想っているかもしれない
|
どれだけ泣いても
涙って涸れないんだ
すごいね
|
自分自身なんて
いつだって嫌いだったのに
あなたといるときの私は
なんとなく 好きでした
|
絶対に鳴りはしない電話を
それでもずっと 待っていた
|
これが正夢ならいいのにって
目が覚めるたび 想ってる
|
あなたの寝顔
もう一度 見たいよ
|
時間が置いてったものは
あの人への想いと
私自身
|
手を伸ばせば あなたに触れられるのに
たった数センチの距離が
なんだか 哀しかった
|
たとえば 足元から
地面が消えていくような
そんな 感じ
|