逢いたい


逢いたい夜は
自分を抱きしめて眠る
想いが体の外へ漏れないように
彼の人の体温を忘れずに
安心して 眠れるように



ずっと楽しみだったことをして
束縛からも解放されて
凄く凄く 楽しいはずなのに
それでも何かが足りないと思うのは
側にあなたがいないからでしょうか



長い時間(とき)がすぎた気がするけど
まだ十数日しか たってないんだよね



『君のいない一秒は まるで永遠のよう』
そんな歌詞を笑い飛ばせたのは
もう 遠い昔のこと



全てが終わる日を ずっと待ってる
全てが終わって にこやかに微笑んで
終わったねって あなたに言える日を
ずっと 待ってる



逢いたいだけなんだ
本当はずっと
ただそれだけなんだ



「凄いね」なんて言葉
あなた以外の誰かに言われても
全然 嬉しくないんだ



君が
君だけが
僕の
今の僕の全て



あなたを想い出した
哀しくて 切なくて
瞳を 閉じた



あの頃 すぐ近くにいたあなたが
今は こんなにも遠い



あなたといたときの私が
なによりも 好きだった



でも 逢いたい
それでも 逢いたい



時間(とき)がまるで 永遠のように感じる
淋しいよと 逢いたいよと
心が叫ぶ
止められない程の 狂おしい想いは
いつになったら 受け止められる?





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