独りの夜


誰か僕の話を聞いて
独りだと 凄く淋しいんだ



帰りたいよ
あの頃にさ



あなたに逢いたいよ
ただそれだけだよ



本当は いつも感じてる
ここは私のいる場所じゃない
ここには私の居場所がない



海の見えるあの丘に
今度は君を連れて行こう



あなたが来そうな場所
知ってたから 行きたくなった
一瞬でもいいから ただ逢いたくて



ただずっと
声を聴いていたかったよ



本当はいつだって
君にだけ 逢いたくて



偶然街で逢えるような
そんな シュチエーションを
ずっと期待しているのに
世の中 そううまくはいかないらしいね



逢いたいよ
それだけなのにね



あなたがいたときと
いなくなってからと
やってることは同じなのに
あの頃みたいな気持ちに
ずっと 戻れないでいるんだ



なにかが欲しくて
でもなにが欲しいかわからなくて
きっと ずっとその繰り返し



ちょっとだけ本気になって
かなりいっぱいのこと考えたけど
結局答えなんか出なくて
だからこのままでいいのかなって
そう 思ったんだ





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