あなたの写真が欲しかったな
あなたとの写真が　欲しかった

本当なら　今月は
「誕生日オメデトウ」って
あなたに言えるはずだったんだよね

逢いたい　あなたに
逢って　せめて謝りたい
他には　なにも届かなくても

本当はあなたにしてあげられること
たったひとつだけ　わかっていたのに
ごめんね　それさえももう
できなくなっちゃったね

あの人と二人で祈ることは
もう　出来なくなったけど
いつだって　あなたのこと
心から　想っています

あなたのこと
もっと沢山の人が
もっといろんなことを
知ってくれると　嬉しいね

もしもあのとき
あなたに逢えなかったら
私は　今頃
どうなっていたでしょうね

今でもただ
あなたにだけ
ただ　逢いたくて

あなたの夢を
もう一度だけ
見てみたくて

あの頃の夢
想い出とか
諦めたくないもの
多すぎるほど持ってるんだ

あなたに逢える日を
指折り待っていた頃
世界はまだ綺麗に見えて
楽しいことで　溢れていたのに

灰色になった世界で
あなただけ　色あせない

あなたに次逢えるのは
いつの日のことだろう

あなたのいたあの頃は
私はまだ子供で
守りたい気持ちだけで
どこにも行けないでいた
今は　少しだけなら
大人になれてもいるのだろうか