ありがとう


君と初めて逢ったときのこと
なんとなく 考えてた
ただ懐かしくて
ただ 眩しくて



最近はずっと
自分のCD聞いていたあなたが
今日は 私が貸したCD
ずっと かけてたから
少しは前みたいに戻ったかなって
そう 思ったんだ



たとえば
「迷ったときの道路標識」
そんな 感じ



こんな感じの会話
本当は あの人としたいんだ



やっぱり好きだなって
そう 想った



あなたの話を誰かにするとき
実はあたし 結構幸せ



好きだなって想うときの
なんとなく暖かい感じ
今はずっと 大事にしたい



「あたしなら大丈夫」
呪文みたいにそう 唱える

言霊の力を借りて
それが本当になるように



まだ もう少し
あなたの名前を貸してください
私が元気になるために
私がちゃんと笑うために



新しい場所を見つけるまで
好きでいても いいですか?



「友達」って言葉は
なんて優しくて
なんて残酷に
響くんだろうね



でも 好き
まだ 好き



ありがとう
ずっとあなたに
支えてもらってた
ありがとう
これしか言えないけど
これしか言えないから
だから 「ありがとう」





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