もっと君と話せたらいいね
いろんなことを
いろんなふうに

僕じゃない僕が
君と話しているような
そんな　感じ

君と笑顔で話すたび
心の中に　棘が刺さる
小さな小さな棘が
そのうち　心臓を貫くだろう

逢いたくなくなるかも
しれないね

逢いたくない
逢いたくない
逢いたくない

……本当に？

君の笑顔見たとき
「遠くなったな」って　思った

ずっと閉じこめて
僕だけのものにできたら
どんなに　いいだろうね

逢いたくないって
ちょっとでも　思うことが
凄く　嫌なんだ

ぐるぐるぐる
暗い欲望でいっぱい
アナタはアタシが捕まえて
アナタはダレに捕まるの？
アタシがダレカに捕まるまでは
きっと　まだ少し
もう少し　時間が必要

どこにいるかなんて
そんなことは知らない
今のアタシがダレかなんて
そんなのはアタシが知らない
鏡の中を見つめてる
鏡に映るアナタはダアレ？
ダレが見つけて
ダレが持って行ったの？
アタシの「あたし」を

スベテハカイセヨ
誰かに奪われる前に
大事なものを失くす前に
スベテハカイセヨ
あたしがあたしでいられるうちに
スベテハカイセヨ
あたしがあたしでいるために

もうわかんない
もうわかんないよ　全然
あなたは　どうしたいの
どうして欲しいの
もう　何もわかんないよ

電話でのあなたの声が
本当に全然わからなくて
あたし今まで何やってたんだろって
愕然と　しちゃったよ