自分への伝言


恋愛における
どきどきとか
不安とか
そういうものが
消えてしまったような
そんな 気がする



だから つまんない
凄く つまんない



胸を刺す痛みに
気づかないふりしてるから
そのうち あたし
死んじゃうかも しれないね



自分をかばってるだけ
それだけなんじゃないの?
本当のところは さ



「諦めたりはしないよ」
「絶対おとしてやるんだから」

それは 約束
私が私でいるための
私に課した 私の約束



きっと 凄く急ぎすぎてた
逃したら もう二度と
届かなくなるって 思ってたから

なのに 急ぎすぎて
結局 逃しちゃったね



とりあえず 我慢して
とりあえず 楽しくして
とりあえず 生きてみる

本気になるまでは
あと どれくらい?



あったかいのがいいね
あったかいのが いいよね



ゆっくりでいいさ
焦ることはなにもない

急いで間違えるより
ゆっくりと成功しよう

ようは 最後に
泣くか笑うか だから



君がいないと駄目な僕なんて
本当は 見たくなんかなかった



逃げ出したくなるのはわかるよ
それはキミが弱いからじゃない
当たり前のことさ 当たり前のことなんだ
だけど 逃げ出すその前に
一歩だけでも 踏み出してみないか?
それでも逃げたくなったら
その時に 逃げればいいから



いい子でいなきゃいけないの
全部ため込んで いつも笑って
平気なふりして 大丈夫って言って

そんなの無理に決まってる
いつか爆発するよ 絶対
後悔しても 知らないからね

あたしは「いい子」なんかじゃ
絶対 ないから



気がついたら
こんな「涯(はて)」まで
来てしまったんだね





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