AKIRA.14


こんなに弱い私でも
あなたは 赦してくれますか?



強くなるって
約束したからね



あなたとの約束は
もう裏切らない
絶対に



アキラの名前が
呪文のように響いて
私に ちょっとだけ
勇気を くれる



頑張るから
また明日から

だから今日は
ちょっとだけ
泣いてもいいですか



愛してる
誰よりも
何よりも



全てを引き替えに
あなたを取り戻せるなら

どんなことが起きても
私なら 構わないのに



あなたに逢いたい
ただそれだけの旅
いつ終わるかなんて
誰も 知らない



少しずつでいいよ
私 強くなってるかな?



あなたの名前を何度呼べば
あなたは応えてくれますか



抱きしめたいな って
痛いくらいに 想った



あなたの笑顔 忘れそうだから
もう一度 見せてくれませんか
夢でも いいから



逢いたいの
ただ逢いたいの
それだけなの

それだけなのにね



アキラの名前 何度も呼んだ
くじけそうになって 苦しくて
泣きながら 何度も何度も

不思議だね それだけで
あなたは私に 少しだけ
力をわけてくれるから



アキラって名前は
私にとっては
最強の 呪文



苦しいとき 辛いとき
哀しいとき 泣きたいとき
アキラの名を呼ぶ
何度も何度も 呼ぶ

あなたの存在が 私を
いつだって助けてくれるから



あなたは いるだけでいい
それで充分 私は救われる
たまに名前を貸してくれればいい
それで充分 私は救われる

でも本当は 本当は
側にいて 欲しいけど



あなたの笑顔
私に見せてよ
私だけじゃなくても
それでも いいから





詩集 Vol.3の目次へ戻る

詩集コーナーの入口へ戻る or 案内表示板の元へ戻る





★館内の著作権はリレー小説以外全て私光坂歩に属します。リレー小説は光坂と亮に属しています。
 無断転載などは、絶対にやめてください。
★ご不満ご指摘などございましたら、お手数ですが光坂(kosaka@comco.ne.jp)までご一報願います。