君は独りじゃない


強くなるってことは
独りで何でもできるようになることとは
全然 違うんだよ



君は独りじゃない
いつだって いつだって

それだけは 忘れないで



泣かないでいい
君はもう独りじゃないんだから
だから もうそんなふうに
独りで泣かないでいいんだ



独りで考えてたって駄目だよ
それはそれで凄いことだけど
君の背中は 君には見えないんだから

もしかしたら 君の気づかないとこに
もっといい道があるかもしれないでしょう



お互い別々の時間が
どこかで重なってるから
今僕は 君といるんだ

重なってることろ
ちゃんと 見えてる?



君が好きだよ
君が大事だよ
だけど 君だけいればいいと
僕にはもう 言えないんだ

そう言ってしまうには 僕は
あまりにも多くの人と
関わってしまっているから



君と 他の大切な人たちと
一番違うのは きっと

幸せになって欲しいのか
幸せにしたいのか ということ



君が自分のこと悪く言うと
僕が僕の人を見る目を疑っちゃうよ

そんなの駄目だよ
僕に自信持たせといてよ
君は 僕が選んだ人なんだから



君がどう思おうと構わない

僕が君の側にいたいんだ
僕が君を大事だと思うんだ
僕が君を幸せにしたいんだ

それを我が儘と言うなら
僕はきっと 世界一我が儘なんだろう

だって 僕がそう思うだけだから



近くにいたら できること
確かにいっぱいあるよね
だけど近くにいないとできないことしか
ないわけじゃ ないよね



守るって 約束
したよね?



君は独りじゃない
絶対に独りじゃない

僕が 独りにさせないから



大好きですので
安心してください





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