大丈夫
きっと　大丈夫
だから　心配せずに
あなたはずっと
そのままでいて下さい

本当は　愛してると言うのは
凄く簡単なことなのかもしれない
本当は　愛してると伝えるのは
凄く簡単なことなのかもしれない

だけど　それに気づくのは
凄く凄く　難しいことなのかもしれない

心臓の音
微かに聞こえる
このまま時刻（とき）が止まればいい
あなたを寝顔を
見ることさえ叶わぬままに
それでも
あなたがここにいてくれるなら
この刹那を
永遠にかえて

誰かをひどく傷つけたあとで
「傷つくなんて知らなかったの」だなんて
誰もそんな言葉で赦されはしないさ
僕たちは ハコブネの中の世界にいるわけじゃないから

「知らない」ことなら
「知れ」ばいいのさ

ずっと　後悔しない生き方がしたかった
誰も傷つけずに
誰からも傷つけられずに
そうして生きていきたかった
だけど　今ではもう
それが「理想」でしかないと
わかって　しまったから

あとはもう
彼の人の幸せを祈ること以外
何も　できない

どこにいますか
どこに行けば逢えますか
もう私には何もわからない
何もわかり得ないのです
想うだけの儚さは
いつ頃あなたに届くでしょう

「還りたい」
でも 還れる場所が見当たらないから
今は ここにいる

わかりきった未来なんてものが
もしも あるなら
逃げ出すんじゃなく
諦めるんでもなく
自分の力で変えていくのさ

「誰？」なんて言わないで
私はまだ
あなたの声を忘れられないのに

嫌ってもいいよ
憎んだっていいよ
だけど 私を
忘れるのだけは嫌だよ

忘れたい過去と
忘れたくない想い出は
いつだって 隣り合わせだ

自分の過去と
現在の存在を赦すのに
私は長い時間をかけました
だから 大丈夫
貴方と逢ったことも
後悔なんて しないから

「ありがとう」なんて
まだ 言えない

今でも涙は出て来るから