きみがいたらな


あの綺麗な星空を
ふたりで 見に行こうよ

きっと 二倍綺麗に見えるよ



君の話をいっぱいしたら
凄く凄く ドキドキして
同じくらい 切なかった



淋しいよ
逢いたいよ



僕がいきなり逢いに行ったら
君はどんな顔をするだろう
僕がいきなり電話をかけたら
君はどんな声で話すんだろう

きっと 君はかなり困って
だけどそんなの見せることもなく
普通の顔で 普通の声で
話をするんだろうね



君がいない かなり辛い
そのことに僕は 何度挫けそうになっただろう
でも 負けない
そんな言葉は 強がりでしかなくて

君に逢えない日々は ただ
君への想いを強くするだけで
君のこと忘れさせてなんかくれなかった ずっと

君は今 何処にいるの そして 何をしているの
想いだけで君を捕まえられたらいいのに
僕の想いは消えることなく
あの日から彷徨っている ずっと



君がいないと 僕は
心の中が こんなにもからっぽになる



綺麗な海も 空も 星も
全部 君がいないと
意味がないから



隣にいるのも 笑いあうのも
手をつなぐのも 抱きしめるのも

君じゃないと意味がない
君じゃなきゃ 嫌なんだ



僕は独り ずっと独り
だから 淋しくて
ずっと 淋しくて



もうすぐ 君と一緒に行こうと
約束した地を訪れます

まさか 君がいないまま
行くとは思っていなかった地へ



かえりたい
僕がいるべきところへ
君のいる あの街へ



君から遠く離れた場所で
君と一緒に歩くことを夢見た

だけど ここには君がいなくて
僕の目に映る景色は
君だけ 足りないままで



キミガ イタラナ





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