幸せのカタチ


あの頃は いつの自分も
「幸せになる」ってどういうことなのか
これっぽっちも わかってなかった

今はね ここにあるよ
幸せのカタチ



あの頃何度も言ったね
「ごめんね」って
だけど あたしの行動が
その言葉を裏切ってたね

もう一度だけ言わせてください
「ごめんね」
今度はきっと裏切らないから



同じ日々が続いていくんだと
そう思ってた
これからは何も変わらないんだと

でも違うね
一日として同じ日はないよね



「前向き」って
こういうことだったんだ



空の色
花の色
風の匂い
そんなものを
改めてちゃんと感じられる
そんな自分に なれた気がする



それでも 今でも
たまに怖くなる
きっと今が幸せすぎるから
いつか壊れてしまわないか
凄く不安になる夜もある



大事に守るよ
壊れてしまわないように
外でも綺麗にいられるように
無菌室に入れるような愛し方じゃなく
強くなっていけるような守り方で



ありがとう
キミがいたから
きっとここまでこれたんだ



幸せになったよ
約束したからね





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