BLUE NIGHT 1995/04/13


突然泣き出したアタシの肩を抱いたアナタの腕が妙に重くて
ますます涙が溢れてくる
間近に感じてるアナタの熱さが躰中を占めてしまっているようで
ますます苦しさが増してくる
手を振り払って逃げれるのならシアワセ
狂気に捕らわれなくて済むなら
今すぐ自分のものに出来るとしたら
迷わず手にいれるのに アナタを
送ってもらった後の玄関で悔しさに紛れてドアを殴ってみても
何も何も変わらないのは知っていたけど
雨の中を戻ってくアナタの車が消えてしまうまで立ち尽くして
ずっとずっと見送るしか出来ないでいた

車の中場を静めないために内心必死で話したりして
ますます惨めになってしまう
心の中は確かに傷ついているのにアタシは笑いながら話してる
ますます哀しみが増えていく
もう一度泣けるとしたらそれはシアワセ
もしその程度のことで済むなら
優しすぎるアナタの言葉が
アタシの傷を抉ることに 気づかないで
送ってもらう途中で間違えた道を教えてまだ一緒にいたくなる
そんなことは出来はしないと知っていたけど
腕時計を盗み見て微かに溜め息をつきながらアナタを見つめる
このままで時間が止まれば良かったのに
車の中から見えるのは蒼い夜だけ 窓に反射(うつ)るアナタの横顔
このまま時間が過ぎなければいいのに







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