めろでぃさんと光坂の短歌バトル


時経ても 変わることなき 花の香は 我が心には 永遠(とわ)に刻むる

(「どれだけ時間が経っても変わることのない花の香りは、私の心には永遠に残るでしょう」→「時間が経っても変わることのないであろうあなたの言葉は、私の心に永遠に残りますよ」By.光坂)


霞みかと まごうばかりに 咲く花の 一つを愛せば のこす事なし

(「霞みかと見間違えるぐらい沢山咲いている桜の中で『気に入った』というのなら、その桜は思い残す事ないでしょうね」→「沢山ある言葉の中で、私の言葉を気に入ってくれたのなら、これ以上光栄な事はありませんよ」By.めろでぃさん)


常ならぬ 春が来ようと 桜花 我が心には とくと染みゆく

(「例年と違った春が来ようとも、その花のことは私の心の中には深く刻まれています」→「もしも私の将来に変わったことがあったとしても、私はあなたの言葉を忘れはしないでしょう」By.光坂)


行く末に 心かかるは 我のみや 咲くも実るも おのづとままに

(「来年も咲くのだろうか?と気にかかっているのは私だけでしょうか?咲くのも実るのも桜次第なのに...」→「貴女の将来を気遣っているのは私だけではない筈ですよ。だから安心して自然に思うままに生きて下さい」By.めろでぃさん)


花散るも 実のなることも 常ならば 君が情けを 耐えて忍ばん

(「花が散ることも実が実ることも世の常と言うのならば、あなたの気持ちを察して私は堪え忍びましょう」→「失恋すること、そしてそれがプラスになることだと言うのなら、あなたの気持ちを汲んで私は悲しみにも耐えましょう」By.光坂)


ねぎごとを 言わでままに 見守らむ たわわに実るは 散ればこそなれ

(「『散らないで』とゆー願いごとを言わないで、ありのままを見守りましょう。実が沢山なるのは花が散ってこそですから」→「恋愛は当事者の問題ですから余計な事は言わないでおきましょう。ですが失恋がマイナスだとは思いませんよ」By.めろでぃさん)


願いでし 言(こと)は明かさで 散りゆくを ただ見つめては 桜舞うなり

(「願い事を明かさないまま見ている桜が、散るともなしに舞っています」→「気持ちを隠したまま終わっていく恋を見ていた自分に、優しい言葉がふりかかってきます」By.光坂)


散ればこそ 其は鮮やかに 桜花 散らねとこひし 人を知らでか

(「散ってしまったからこそ、その記憶は鮮明に残っているのでしょう。それにしても『散らないで』 と請い願った人がいるのを、桜は知らなかったのでしょうか?」→「ダメになってしまった恋だから忘れられないのでしょうね。どんなにか『終わりにしたくない』と願った貴女でしょうに....」By.めろでぃさん)


散ればこそ 其は鮮やかに 桜花 次来る春を 待ち焦がれざり

(「終わってしまった恋が綺麗だったからこそ、次の恋を楽しみに待っています」上の句・めろでぃさん 下の句・光坂)


初春を 想い出しては 桜花 散りゆく時を 忘れぬままに

(「初めての恋を、失恋したことも忘れないで想い出してます」By.光坂)


春は来る 春待つ君の 御心に 穢れなき花 永久(とこしえ)に咲く

(「春を待つ心があるかぎり、春は必ずやって来ますよ。そして貴女の心に穢れない美しい花が永遠に咲き続けることでしょう」By.めろでぃさん)


桜咲き 春の風色聞こえれど 我が軒先に 春は来ぬけり

(「桜が咲いて春が来たとみんな言うけれども、私の元には春が来ない」→「あーもう桜咲いてるし春になってみんなラブラブしてんのにどーしてあたしんとこにはラブないの!?」By.光坂)


風雪に 枝は折れても 山桜 根は清らかにて 花、咲かすなり

(「挫折を味わっても心の綺麗な人は花を咲かす事が出来るよ」 By.めろでぃさん)




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