W800 インプレッション
個人的に感じる W800の×
・スタイル。これぞオートバイって感じのオーソドックススタイルに美麗なエンジン造形。
・足つきが良い。
・低回転から発揮するトルク。
・楽なポジションで長距離でも疲れにくい。
×
・サイドスタンドが出しにくい。
・400ccにも劣るパワー。速さを求めるバイクじゃないにしても少ないかな。
・ブレーキの効きはイマイチ。
・長さの割に泥はねがひどいリアフェンダー。

ならし運転中のインプレ
0〜
800km
4000rpm
以下
 わずか2500rpmで最大トルクが発揮するので、街乗りでは全く不便も感じない。
その2500rpmくらいが心地よい鼓動を感じつつスムーズに走れるが、3000rpm付近からかなりの振動となる。ミラーもブレまくり。
 不便は感じない回転数だけど、変速でしっかりアクセル戻さないとうっかり4000rpmを超えてしまいそうなので、ならし終了まで変速に少し気を使いそう。
 100km/hで3500rpmくらいなので、ならし中の回転数でも高速道で普通に走れる。
800〜
1600km
6000rpm
以下
 もう十分な回転数。上限6000rpmは、もう回転数を気にしながら運転しなくてもOK。4000rpm以下だと、発進加速の力強さが欠ける感じがあったが、この回転まで回せるとなると、スムーズな発進ができ、他車もリードできる。
 高速道路は、4000rpmで既に十分だったため、合流加速の時くらいしか代わり映えはしない。ぬふわkm/hで既にとばす気が失せる不安定感と風だが、6000rpmはまだ先。
ならし運転終了直後のインプレ
1600km〜
7000rpm
以下
 だいぶ慣れてきたので、回すのも楽になってきた。800km〜1600km時のならし回転数と1000rpmしか変わらないので、何にも感じは変わらない。7000rpmなんて普段使わないしね。



ヘッドライト
ヘッドライトは今時のバイクには珍しいカットレンズ。これはこれでいい雰囲気出してて良い。
ウィンカーもW650に比べて大径化され、よりクラシカルな雰囲気。
ブレーキレバー、クラッチレバー共にワンタッチで距離を調整できる。
フロントタイヤ フロント足周り。
クラシカルなスポークホイール。
シングルディスクのフロントブレーキ。
スペシャルエディション専用の黒いフェンダー。
さらに専用のリムカラーでカッコいい。
リヤタイヤ リア足周り。
ドラムブレーキで、こんなところまでもブラックアウトされている。
さすがスペシャルエディション。ノーマルより数万高いだけあって徹底してます。
左右2本出しのキャブトンマフラーもブラック。
リアホイールリムもレッドアルマイトです。
シート シート。
タックロールタイプで柔らかい座り心地。前の方が絞りこまれていて、足つきは非常に良好。
タンデムグリップはとても小さい。
エンジン
エンジン。
空冷ならではの冷却フィンが美しい。スペシャルエディションなのでエンジン自体はブラックにされ、上部冷却フィンを機械加工でシルバーにしています。
W最大の特徴であるベベルギアのカバーはシルバーのままでノーマルよりも目立ちます。
360度位相クランクのバーチカルツインエンジンはなかなかの鼓動を感じさせてくれ、ベベルギアのキチキチ鳴く音も味わいがあります。
タンク キャンディカラーの真っ赤なタンクは上から見ると、ブラックとシルバーのラインが入っていて、スポーティな雰囲気があります。
タンクキャップは取り外すタイプと思いきや、こう見えてヒンジ付きです。
タンクキャップ下部にはスペシャルエディション専用の紋章が入っていますw
シート側に行くほどスリムになるティアドロップ形状のタンクですが、ニーパッドが付いているため、ニーグリップはやりやすい。
メーター オーソドックスな二連メータ。
インジケーターランプは全てタコメータ内に収められています。
スピードメータ内には液晶表示で、時計、オド、トリップが切り替え表示されます。
数字のフォントがW650よりもレトロモダン風になっていて、目盛りは内側からうたれています。外周にうたれていたW650よりも細かい読み取りはしにくいけど、デザインは良い感じです。