☆牌交換系☆ 
[ぶっこ抜き] 自分の手の不要牌をあらかじめ山に仕込んである好牌と交換するイカサマ。山の右端に自分の手の不用牌をつけ、左端から同数枚抜いてくるのが普通。皆が理牌している時に仕掛けてくる事が多い。 
 <利点>・8枚くらいなら気付かれず抜けるので大物手ができる。 
       ・ほぼサイの目は関係無い。 
 <欠点>・やってるところを見られれば目も当てられない。 
       ・つかまった時に手の中に証拠が残る。 

[すりかえ] ツモ牌を本来の物とは別の牌に変えてしまう技。元禄が鳴きでずれてもこれで対応できる。代表的2つのすりかえの方法を下図に記す。 
 <利点>・手中に牌2枚という状態がほとんどなく証拠が残らない。 
       ・先ヅモ・盲牌(牌のハラに指をあてて牌を特定する技)と併用すれば危険回避もたやすくでき、さらに無駄ヅモも減る。 
       ・元禄が鳴きでずれても仕込んだ牌をとってこれる。 
 <欠点>・特に無し。 

[握りこみ] ツモ牌を2枚同時に持ってきて、かわりに手牌中の不要牌を山に置いてくるイカサマ。また、コンビ打ちならば置いてくる牌は仲間の欲しい牌で送る込むという事もできる。 
 <利点>・常にこれをやっているとテンパイスピードは非常に早くなる。 
       ・仲間に有効牌を送れる。 
 <欠点>・見つかって腕をつかまれれば手の中に証拠が残る。 
       ・注意深く見られればばれやすい。 

[ひろい] 捨牌から抜いてくる大胆不敵な荒技。ポン・チーが入りかって場が荒れているときに注意。 
 <利点>・すでに分かっている牌から抜くので欲しい牌が手に入る。 
       ・狙えばどんな大物手でもできる。 
 <欠点>・すでに見えている牌から抜くのでばれる可能性は高い。 
       ・手をつかまれれば証拠が手中に残る。 

[キャタピラ] これまでの牌交換の技と意図が違い、ドラを変えてしまうイカサマ。自分の山から開門した時に行う。 
上の事をして、最後に山の右端の1トンをとってきて終了。 
 <利点>・カンドラまで操作できるので手牌によってはすさまじくなる。 
 <欠点>・開門した時にドラを開けられてしまったら発動できない。 

[つばめ返し] これぞ牌交換の最高形。なんせ手牌の13か14牌全て同時に取り替えてしまうのだから。親なら天和も可能。厳密に言えば積み込み系にも入る技だが、その技自体は牌を交換する事なので牌交換系のイカサマとした。 
当然A-Bには天和その他が積み込まれている。 
 <利点>・一瞬で勝負が決まってしまうので文句のつけようが無い。 
       ・破壊力も抜群! 
 <欠点>・皆の目の前で14もしくは13枚を総取り替えするのだから、それなりの度胸が必要。 
       ・やってる最中を見られたら万事休す。 
       ・ミスすれば山も手配もバラバラになり、いいわけのしようが無い。 

[2度振り用つばめ返し] これは2度振り用のさらに簡単にできるようにしたつばめ返しである。 
 <利点>・それなりに簡単につばめ返しができる。 
       ・上の「つばめ返し」の利点参照。 
 <欠点>・配牌を山の向こう側に置くという怪しい行為がある。 
       ・やってる最中を見られたら万事休す。 

[便天] 14枚総取り替えのつばめ返しの変形。であるが、純粋な1人天和ではない。そのかわり、ばれた時の保険がついている。名前はベンテンと発音すればきれいだが、実は「便所行き天和」の略である。 
1:局が終了し、自分が親の時に便所に立つ。 
2:そこへ今まで見学していた相棒が入り、「代わりに山を積んでおこう。」と山を積む。この時右7トンに天和を積み込む。 
3:親はまだ帰ってこないということでサイコロを振って配牌までする。便天は2度振り用なのでサイの目は5と2を出す。そして普通に牌をとってくる。この時自分は代理だということで牌は開けず、上下2列のまま置いておく。何も言わなくてもだれも不思議には思わないはずだ。この配牌の列はできるだけ山の近くに置いた方が良い。 
4:頃合を計って親が戻ってくる。目の前には全く同じ7トンの山が2つ。この時何も意識せず、配牌の方でなく山の方を持ってくる。すばやくやろうと思ってはいけない。例え「そっちじゃない。」と言われても「あ、間違いました。」とあっさりあきらめる。何も言われなければ手を開けて終了。 
 <利点>・やはり一瞬で決まるので文句のつけようが無い。 
       ・破壊力も抜群! 
       ・交換がばれても間違ったですんでしまう。 
 <欠点>・キャタピラと同じく先にドラ表示を開けられると何もできなくなる。 
       ・麻雀を打たずに見をしている相棒がいなくてはならない。 
       ・同じ相手に何度もできない。 
 
[リーチ後待ち決め」 このイカサマはリーチ後に待ちが決めれるというイカサマ。リーチをすれば裏ドラや人の手牌を見てもいいなどというバカみたいな事をゆるしているとこの技の威力は本領発揮です。 よく考えると牌を交換してるので牌交換系とした。 
1:上図の様に暗カンができる状態でリーチをかける。 
この時カン材は手牌の真ん中の方へ入れておく。 
2:裏ドラや人の手牌を見る。 
3:それらに合わせられる牌が来たらその牌を図のAの辺りに入れ、「カン」といってここでは白4枚を見せる。 
Aのような所に入れるとそれがルール違反のカンであることにまず気付かれないだろう。 
裏ドラの単騎待ちであっても他の人には裏は見えていないので無警戒である。 
誰かの手牌を見て将来こぼれそうな牌で待つこともできる。 
リンシャン牌がこぼれて見えてしまった時なんて最悪。フリテンでもその牌が来たら暗カン。リンシャンツモ。 
 <利点>・裏ドラや人の手牌を見て自由にテンパイをかえれる。 
       ・リーチ後に迷彩をかけることも可能。 
       ・カンドラ・カン裏もふえる。 
 <欠点>・待ちの変わらないカン材がいる。