麻雀関係お勧めの漫画
哲也 −雀聖と呼ばれた男−
これは少年コミックなので知っている人も多いかも。かの雀聖・阿佐田哲也の物語。阿佐田哲也の小説をわかりやすく再構成し、漫画化しています。しかし、たまにルールでおかしな部分もでてきます。房州さんと再会した時の麻雀では国士の槍槓をむりやり四開槓(漫画内では四槓子となっている)で流していますが、これはおかしいです。四開槓は4つめのカンが成立しなければ流すことはできません。また、槍槓でロンされた場合そのカンは成立していません。だから槍槓で和られてもカンドラが増えたりもしません。つまり、房州さんの国士は和りです。まぁなかなか面白い漫画なんでいいですけど。この漫画で麻雀を知ったという人は勘違いで覚えてしまうようなところもありますね。講談社少年マガジンコミックス。
 

天 天和通りの快男児
福本伸行の漫画です。この人の漫画は2種類に分かれると思いますが、「アカギ」「カイジ」「銀と金」などは人が信じられなくなるほどの騙しあいの世界です。この天という漫画は当初はもう1種類の方のギャグっぽい漫画でしたが途中から急にそっちの方へ走っています。主人公の設定もかわっています。当初は麻雀が下手だが最後の暗闇の中でのツバメ返しで勝つというものだったのに、今や強くなってリーダーです。この漫画日本の東と西の麻雀の対決を3巻からやっていますが13巻の今もまだやってます。もう何年も彼等は東西対決という麻雀をやっているのです。すごい漫画です。ガン牌の職人・銀二と西の頭原田の対決はなかなか見ごたえ有りです。刃はついていた・・・(笑)竹書房近代麻雀コミックス。
 

アカギ
福本伸行の漫画です。「天」にでてきた東西対決にも参加していた赤木しげるの若い頃の物語。その驚異的な打ちまわしは怪物である。エリア論などけっこう勉強になることもでてきます。こういう他の漫画での脇役が別の漫画で主人公をするってなんかいいですね。竹書房近代麻雀コミックス。
 

 [−野性の闘牌−]
これはおもしろいです。絵もなかなかきれいだし、ストーリー的にも好きです。高校生を中心とする代打ち集団ZOO。コードネームは動物の名前。その中の兎が主人公。この兎、なんと危険察知能力があり、それを麻雀にいかし、当たり牌を察知する事ができます。そのかわりに当たり牌をひく事が非常に多いようではあるが。竹書房近代麻雀コミックス。
 

萬ONE
勉強になる漫画です。雀荘での打ち方を中心にかかれています。ストーリーの方もなかなか面白いです。危険牌についてなどわかりやすく解説されてます。かといってかたい漫画かというと全くそんな事はありません。竹書房近代麻雀コミックス。