続・麻雀の点数計算

さて、ここでは前ページで得た符を使って、公式に代入し、点数を出してみます。

点数公式
子の点数
符×2×2×2の翻数乗×4
親の点数
符×2×2×2の翻数乗×6

ではこの公式について説明します。
まず最初の2×2ですがこれは場ゾロという場につく2翻の事です。つまり、符計算の時の副底のような物。
だから基本的には符×2の翻数乗。これだけです。最後についている×4は人数です。3人だろうというかもしれないが親は子の2倍払わなければならないので4で正解です。つまりツモられた時の1人分の払いは符×2の翻数乗だけで出てきます。親は子の1.5倍の得点なので、4×1.5で6なのです。

では代入してみましょう。
子の40符2翻だとすると、場ゾロの2翻を加えて4翻となり、
40×2×2×2×2×4=2560
あれ?前ページの得点表と合いません。しかし、ここでも符計算の符ハネと同じように下2桁を切り上げるきまりがあります。
つまり、これは2600。ちゃんと合いました。この事を点パネといいます。
この様に翻数分の2を符にかければいいのです。
ちなみに1人分の払いは、
40×2×2×2×2=640
点パネは700。親の払いは倍なので×2で1280。点パネは1300。となります。

もうひとつ例を出します。
親の30符3翻だとすると、場ゾロを加えて5翻です。
30×2×2×2×2×2×6=5760
点パネは5800。ではツモの場合、6を人数の3で割ると2なので6の代わりに2をかけます。
30×2×2×2×2×2×2=1920
点パネは2000オール。ツモ和りだと200点得するわけです。

というわけで点数計算はこれで全て終了です。
青天井ルールを採用する奇特な方はこの公式を覚えておいてください。