京都激安びんぼー旅行。

 

 

今回はびんぼー旅行の必須アイテムとも言える(?!)「青春18きっぷ」と「ムーンライトながら」を使って京都に1泊2日の小たびです。京の都には日本人の「心」がある…

3月17日(日)
東京23:43発の「ムーンライトながら」(以下「ながら」)に乗るため,22:00ごろ千葉を出る。東京駅はほとんどの店が閉まっていて昼間の賑わいがウソのよう。飲み物を買ってホームに並ぶ。しばらくして到着した電車に乗り込み,発車を待つ。放送では中央線の人身事故の影響で(またかよ…)23:50ころの発車となるらしい。10分ほど遅れて,「ながら」発車。車内には意外と女性の姿が目立つ。しだいに夢の世界へ…


3月18日(月)
車窓から見る日の出 日の出とともに目を覚ます。夜行列車のいいとこは,夜明けを車窓から見られることかな〜。終点の大垣で席取りバトル開始!ダッシュの甲斐あって席をget。米原へ向かう。米原で新快速に乗り換えるはずが…休日「運転」と休日「運休」を間違えたのか新快速はナシ。仕方なく今までの車両で京都へ向かう。光り輝く金閣
9:00前に京都到着。京都の市バス1日カードを買う。これは\500で京都の均一運賃区間が1日乗り放題というスグレモノ。さっそく第一目的地の金閣寺へ。 まばゆいばかりの金箔。かたわらには「これは金閣です。金閣寺ではありません」の看板が…歴史の授業をそこはかとなく思い出させる。龍安寺の石庭そのあと龍安寺へ。石庭が有名(らしい。歴史に疎い私はわからない)なのでさっそく見学。 15個の石があって,どの角度から見ても全部は見えないらしい。

香を聞くやな午後からは「薫玉堂」というお香のお店で「香道体験」をする。「香道」とはよい香りを「聞いて」(香りを「聞く」という),精神を鎮め,香りを楽しむというもの。それが発展して「香り当てゲーム(組香)」になったとか。この日はお店の中村さんから香道についての説明を受け,「三種香」という組香を体験した。これは三回お香を聞き,3種類のお香の組み合わせ(全部違う,〜と〜が同じ,全部同じ…など)を当てる,というもの。作法に則って香を聞く。 「10人いて3人くらいしか当たらない」らしいが,普段鼻を使っているからか,はたまたバスで寝まくって体調が良かったのかみごとビンゴ!!良い体験となった。香りをゲームにまで発展させる日本の文化,恐るべし!!京都にお越しの際はぜひ皆さんも体験を(要予約)。


薫玉堂さん(西本願寺の前)  TEL075-371-0162



3月19日(南禅院の庭火)
ゆっくり起きてからバスで銀閣寺へ。金閣寺は金張りだけど,琵琶湖疎水銀閣寺は銀張りじゃない。まあ,化学的に考えて銀張りは不可能じゃないか?なんて余計なことを考えてみたり。
それから「哲学の道」を歩く。天気も良くて絶好の散歩日和。桜並木はまだ花が咲いてなくて,もう少ししたらキレイなんだろーな・・・と想像。 そのまま歩いて南禅寺へ。南禅院の庭で和む。 なぜか境内に洋風の橋が?!と思ったら「琵琶湖疎水」でした。琵琶湖から水を引っ張ってきている(推定)。今も水が流れてた。バスに乗って(バス停を探してけっこう彷徨った),清水寺へ。三年坂,二年坂のあたりにはお店がいっぱい。あぶらとり紙で有名な「よー○や」も。
ここでお昼は「お茶漬けバイキング」。漬物と3種類のご飯が食べ放題。これを食べてからお茶漬けのイメージが変わった!!こんなに美味いものとは…。まさに「日本の味」。それから清水寺へ。舞台からは飛び降りなかったが。夕飯には京都の隠れ名物?のラーメンを食べて(肉が美味かった),「ながら」に乗るべく21:30ころ京都を発つ。 上りの「ながら」は男性が多かった。1杯やっておやすみ・・・そして3/20の早朝帰ってきたのでありました。京都タワーも見送り


 

京都はいいねぇ。関東のヒトがちょっとたびに出るにはオススメです。