W杯 開幕戦 IN Rovaniemi




- 前半ジャンプ -

‘98.11.21(土)
さぁ いよいよ W杯開幕です!

私たちは用意も万端。日本から持参した日の丸の旗は 紙製の小旗が20本、↑の写真のポール
(本当は突っ張り棒です)につけるもの一枚。
頑張って応援するぞ〜!
会場についたはいいが。。。また観客がいない。。。 本当に今日だよね、開幕戦。
う〜ん、チケット売り場もないし・・・どうも早すぎたようです。私たち。
でも日本だったら、トライアルの1時間半くらい前にはみんな場所とりしたりするでしょう?
やはり フィンランドとはどうも観戦の仕方が違うようです。

待つ事しばらく。JAPANチームの登場です。
ジャンプ台よりも一段下にあるワックスルームの周りで選手のみなさまウォーミングアップをはじめたのが
たぶん10時過ぎだったと思います。
その時の写真、なぜか森選手のだけない!う〜ん、何でないのだろう。
荻原選手、富井選手、大竹選手、阿部コーチなど、みなさまの米粒のような 写真はあるのに。。。
もしかしたら私は森選手のウォーミングアップの姿 気がつかなかったのかな?いや、そんなことはないと・・・

そして少しづつ会場にもにぎわいが出てきました。
私たちが陣取ったのはプレスの方のすぐ側。といいますかプレスの方に混じっていたと言ったほうが
いいのかもしれません。
選手が飛び終わり ブレーキングトラックから出て行くところでした。
そしてJAPANチームのジュニアの選手もここロバニエミで合宿をしていた為、開催国フィンランドよりも
JAPANチームの応援のほうが賑やかだったかな? と思うような感じでした。
ジュニアの選手はお顔にペインティング、手にはアルファベットの書いた紙
(このアルファベットで選手の名前を作ったり、コーチの名前を作ったりしていました)
大きな 大きな手作りの日の丸を左右ジャンプの板で支えての応援でした。
そんな後輩たちの暖かい応援を背に さぁ試合開始です。



トライアルもつつなく終わり `98.11.21(土)A.M11:00 ‘98-99 W杯が開幕致しました。


森選手の本日のゼッケンは28番。
1本目。なんと大竹選手いきなりK点越えの 90.5M!JAPANチーム、本当にいいスタートを切ったようです。
”森選手それに続くんだぁ〜!”
そして いよいよ森選手の今シーズンW杯 1本目のジャンプ!飛んだ!
結果は・・・86.0M 、101.5Points 、20位でした。
う〜ん。飛型がわるい・・・どうしたのでしょう?昨日はもっと調子がよかったのに。
やはり森選手、今一つ納得のいかないご様子。
ブレーキングトラックから出てきた森選手に 声をかける事は出来ませんでした。

”ガンバレ〜!まだもう1本あるよ。大丈夫、大丈夫!”

1本目と2本目の間にちょっとだけ、休憩が入るのです。
その時私は念願の ”マッカラ”を食べました!このマッカラというのは フィンランドのソーセージなんです。
フィンランドに行く前に森選手からフィンランドでおいしいものは「マッカラくらいなものだ!」とお伺いしていたので、
ぜひ食べてみたいと思っていたものだったので見つけた時は「マッカラだー!」と大喜びしてしまいました。
お味のほうはといいますと なかなかおいしいものでした。


←ジャンプ台を見つめる森選手。何を思っていたのでしょうね。

休憩も終わりいよいよ2本目。
選手たちはジャンプ台に上る為には観客の後ろを歩いて通り、あの公開練習のレポートに書いた
ロープリフト(正式には何というものなのでしょう?)乗り場へと行かなければならないのです。
ですから 選手の表情がはっきりわかるのです。
森選手、やはりいつものにこやかなお顔とは違いますね。もう試合に臨む厳しいお顔をされていました。
森選手がリフトに向かわれる時、小声で邪魔にならないよう 「がんばってね!」と日の丸を振りながら言ってみたら、
森選手 「うん」とうなずいてくださって。。。
何とか2本目こそ!神様、お願いします。いい風を送ってください。
森選手の2本目。1本目よりはいいようですけれど。どうでしょう?

89.5M、112.5Points、8位
やった〜。順位が少し上がりました。しかし森選手の今の調子からしたら満足はいっていないのでしょう。
結局この日は森選手の 本当の笑顔は見られませんでした。



開幕戦 -前半ジャンプ−JAPANチーム リザルト

Rank Name
Club
Dist
{m}
Points RK Total
Behind
荻原 健司
北野建設
87.5
89.5
109.0
113.5
12

222.5
03:21
富井 彦
雪印乳業
86.5
91.5
105.5
116.5
14
222.0
03:24
10 大竹 太志
北野建設
90.5
85.5
115.5
104.5

23
220.0
03:36
12 森 敏
野沢温泉スキークラブ
86.0
89.5
101.5
112.5
20
214.0
04:12



前半ジャンプが終わってみたらやはり地元、マンニネン強いです。
この日2位につけた 長野オリンピックの金メダリストビークとの翌日のタイム差なんと 02:27!
”明日の優勝はもらった!”と マンニネンは思っていた事でしょう。

試合終了後の阿部コーチのコメントです。
「2位以下は混戦なのでまだまだ大丈夫!明日も応援よろしくお願いします。」とのことでした。

阿部コーチ、安心してください。
私たちはしっかりと応援しますから。何といっても応援だけが目的でロバニエミまで来たのですから。