<RAMUSAUのジャンプ台 撮影:みいさん>団体戦は、24日の予定でしたが、大雪の為 25日に延期となりました。
前日の大雪がうそのようないいお天気で 日焼け(雪焼け?)してしまうのでは、
と思うほどでした。(結局、焼けてしまいました。。。)
会場には、競技開始1時間以上前に到着しましたが、既に観客のみなさんは、
場所の確保をはじめており、私たちは、かろうじて個人戦の時と同じ場所に
潜り込むことが出来ました。
日の丸の準備をし、個人戦の時には雨で使えなかった日の丸の扇も広げて みました。
ジャパンチームは、7番目のスタートでした。
トライアルでは、ジャパンチームみんな調子が良かったので、 これは、期待できそう。。。
トライアル終了後の森選手<撮影:たえさん>
まず、1本目。トップを切るのは、荻原健司選手。
いきなりk点越え!いいスタートを切ってくれました。
2番手は、正木選手。世界の大舞台は、初めてということでしたが、 見事なジャンプ!
「すごーいっ!」また、k点越えです。
阿部コーチの嬉しそうな表情が大スクリーンに映されました。
3番目には、富井選手。またまた、k点を超えてきました。
私達は、もう大騒ぎ。富井選手も嬉しそうににこにこしていました。
ラストは、いよいよ 森選手です。
私は、なぜか 個人戦のときよりも とても緊張していました。
これもまた いいジャンプ!すごい!すごい!
森選手 ガッツポーズです!
1本目が、終わってみるとジャパンチームは、みんなk点越えで トップに立ちました。
そして、2本目。
荻原選手、正木選手のジャンプは、k点には届かなかったものの いいジャンプができました。
3番目の富井選手は、飛んだ瞬間に「これは、すごい!」と分かるほどの 大きなジャンプ!
でも、、、着地で転倒してしまいました。
すごい勢いで 片方の板が私達の前へ滑ってきました。
富井選手は、なかなか立ち上がってくれません。(大丈夫かなぁ…)
やっと立ち上がって、 戻って行くとき「大丈夫? 走るの頑張ろうね」 と言うファンの声に
「うん。」と答えて また笑顔を見せてくれました。
そして、ラストの森選手。
私達の応援は、応援というより ほとんど祈りに近かったと思います。
(どうか、いいジャンプを。。。)「よしっ!やったー!」
前半ジャンプで、ジャパンチームは、3位につけました。
<撮影:みいさん>
クロスカントリーの会場に行くと、すでにたくさんの観客で溢れていました。
ジャンプと同時に"クロスカントリー女子"の競技が行われていたのでした。
クロカン終了後、少し観客が引いた所で 個人戦の時とほぼ同じ所に場所を 確保できました。
ジャパンチームで1番に走るのは、正木選手。その次が 森選手でした。
1番のフィンランドチームから少し遅れて 2番目、3番目の正木選手、 そして4番目のチームが
スタートして行きました。
あまり時間差はなく、今回も厳しいレースになりそうです。
「正木くん がんばってー!」
正木選手は、4位で戻ってきて 森選手に。
今回の旅行の最終日でもあったので 私達も悔いの残らないようにと 必死で応援しました。
森選手が 上の方に上って行くのを「がんばって!」と旗を振りながら 見送りました。
森選手の姿が見えない時には、スタジアムの掲示板で 現在の順位を確認できます。
すると、森選手、5位に。。。
でも またスタジアムに戻ってきた時には、再び 4位に順位を上げて いました。
力強い走りでした。「よかったー」なんだか ほっとしてしまいました。
そして、3番手は、富井選手。再び 5位に。
アンカーは、荻原選手。荻原選手の走りに期待しながら、「けんじー!」などと大きな声で
思いっきり応援しました。
結果は、5位入賞!!
選手はみんな 頑張りました。(ほんとに嬉しい。。。)
競技終了後、会場の出口のほうへ歩いていると、1人 スタジアムを 走っている森選手を発見。
「応援 ありがとうございました」とファンのみんなに挨拶をして、 サインにも応じてくれてました。
そんな所に 森選手のあったかさを感じました。
フラワーセレモニーのお花
夕方 6時からは、入賞セレモニーが、ジャンプ台の前で行われました。
会場に着くと 1位・2位の応援団がたくさん来ていて、日本人は、 あまり来ていないようでした。
私達は、会場の木製の柵(平均台のような)に上がってしまったので大きな外人さん達に
はばまれず 表彰式を見る事ができました。
私達は、来ている事を選手達に気づいてほしくて、日の丸の旗を振っていました。
すると、入場の時、森選手がこっちに向かって手を振ってくれました。
だいぶ遠くから見ていたので、選手の表情までは、見えませんでしたが、 入賞選手と
その応援団みんなが、喜んで盛り上がっている雰囲気を 楽しんできました。
「5位入賞 おめでとう! ほんとに良かった。うれしい。。。」
そんな思いに浸りながら 会場を後に歩いていると、 選手や関係者の乗った車が
ちょっと渋滞ぎみで列を作って止まっていました。
なんと 私達の目の前に止まっているのは、ジャパンチームの車でした。
「あっ、森選手だ!」すると、森選手も私達に気づいて窓を開けてくれました。
こんな所で会えちゃうなんて、ほんとラッキーです。
私達は、とてもうれしい幸せな気持ちで ペンションへと帰ったのでした。
そして、翌日 2月26日、「どうしてスプリントまで観戦できるような日程を 組まなかったのだろう…」と
少し切ない気持ちで、ラムソーを後にしました。
飛行機では、いろんな新聞の団体戦の記事を読んだりしながら、 今回の旅行の事をいろいろ
思い返していました。
ほんとに楽しかったです。
試合観戦は、もちろんですが、その他にも いろんな出来事に出会って また いろんな人達に出会いました。
ラムソーで出会ったすべてのみなさんに 心からお礼を言いたいです。
みんな素敵な人達ばかりでした。
そして、森選手、ジャパンチームのみなさんには、精一杯の気持ちを込めて
「本当に どうも ありがとう。」