第19回札幌スキーマラソン25km参加 N坂氏の手記

 反則と言われようが、卑怯者と言われようが、こっちだって50kmに出たいのはやまやまなのだ。だけど、ここでヘルニヤになったら、また2〜3ヶ月は痛む足腰に悩まされるのだ。湧別だっておじゃんだ。

 と言うわけで、不本意ながら25kmに初出場した。でも、気合いは十分。過去の事例調査によればS氏が5位になったこともあり、速い自衛隊集団が出なければ3位以内はいけるとふんでいた。

 当日、25km組のスタートラインに並ぶと、どう見ても速そうな人は少ない。いけるとみた!。50km組の最後尾が消えてすぐ、15分遅れでスタート。先週の十勝レースの余韻を引きずったままウサギモードで押しまくる。いきなり先頭になってしまった。!。えいい行ってしまえ!。

 あっという間に50km組に巻き込まれ、強引に推進滑降で抜きつ、すりぬけするが、登りの渋滞ばかりはどうしようもない。まじめに後ろに着いていたら、脇を強引に押して登っていくおやじに抜かされた。右にならえで、離れないようについて行くが、ひたすら押しまくりの登りはさすがにしんどい。途中で肩が疲れては、一休止し、また繰り返す。前のやつもよくやるなあと思うが、ここで離されたらしゃくだ。

 集団を下りで抜くのはかなりスリリング。20km手前でようやく50km組と別れてガラガラのコースに入る。前のやつには疲労が見える。もらったぜ!。一気に抜き去って、あとは爆走モード。先頭を独走する快感を初めて味わう。体力も残っている状況では焼山の登りも楽勝だ。快調に下りきって、あっさりゴール。50km組もまだ戻っていない暇そうなゴールで、とりあえずインタビューを受け、写真を撮ってもらい終了。

 満足と言えば満足、おいしいと言えばおいしい。でもなんか物足りない完走であった。来年こそは50kmに復活するぞ!。

結果 25km 1:34:30 一位


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