スキー日記 2000年 年末編

 新しい日記ほど上に掲載してありますので、ご面倒でもスクロールして下からお読みいただけば幸いです。
00年12/31 (日)曇り後みぞれ
     年内は、週末の度の悪天候やら野暮用やらで、なかなか山に行く機会がなかったので、今回が初の山スキー。行く先はキロロ脇1107峰、同行者は、その筋(ML)では超有名人、かのadachi氏である。

     この日の朝は、年末とは思えない程暖かかったが、キロロスキー場なら標高高いから大丈夫かな?とスキー場に向かった。でもスキー場についても気温はプラスで、えらくベタ雪。まあ来たからにはしょうがないと、重たい雪をラッセルして1107峰へ向かう。今年は雪が多いはずなのだが、右股の沢のスノーブリッジがないので渡渉に手間取り、結局つぼ足で1m程沢渡りした。


     期待していたラッセル跡は、かなり古いスノーシュー跡しかなく、しかも急斜面も直登ラインなので使えず、自力で膝下ラッセル。しかしこの暖気のせいで雪の重いこと重いこと!。さっぱりスキーのトップが浮いてこない。おまけにみぞれも降り出して、ヤッケから肌着までべしょ濡れになった。


     さすがに山頂近くになると、ベショベショの体には堪える寒さ&風であった。雪の状態があまり安定してなく、ジグザグ登りの際、表層がスパスパ切れるので、今回は沢の源頭斜面はおあずけ、登ってきた尾根をそうそうに下山する。


     雪が重い分、逆にスキーの浮きを期待していたけど、なにせ深い雪で全然スピードが出ないのでさっぱり浮かない。おまけにトップが少しでも潜ろうものなら前転しそうな程抵抗がかかり、とても滑降を楽しむ状態ではない。しかしそんな悪雪でも手練れの山スキーヤーadachi氏にはあまり支障にならないようで、ブッシュがあろうが直線的に降りていく。adachiさんには兼用靴必要ないよ!。以前からプラ二重靴でどこでも降りて行けたんだからサ!。

     尾根の取り付き地点まで降りたが、全身濡れネズミ&この悪雪では、とても登り返して楽しむ気分にはなれず、早く着替えがしたくて早々に下山した。スキー場も、風でゴンドラが止まっていたり、雪はべちゃべちゃなど、とても滑る気にもならないので、車で暖取ってお茶飲んでから帰宅。まあ、こんな日もあるさ!。


00年12/9 (土)曇り時々雪
     先週の予告(?)通り、今週も行って来ました、オープン前ゲレンデでのインチキ山スキー。今日は三笠市桂沢スキー場(この日デジカメ忘れたので、この写真は昨年撮影)。ここは先週の長沼スキー場より斜度はあるし、標高差も200mちょっとと、かっ飛びパウダーターンを楽しむにはなんとか十分。

     積雪は70cm前後、今朝寒気が緩んだので雪は多少重いものの、北向き斜面のためか粉雪。下部の緩斜面は一度整地した跡はあるものの、上部の急斜面はスノーキャットで踏んだ形跡もなく、楽しむには好条件、ラッキー!。

     シールを付けて、ブーツをWALKモードに切り替えリフト頂上まで登った後、まずは一本目。雪が重めだからと油断して、ヤッケのファスナーを十分締めないで滑ったら、結構な雪煙で服の胸元が雪まみれになってしまった(うれしい悲鳴)。そして多少重めの雪の方が、板が浮いてかえって面白いかな?。

     昼食を挟んで計5回、累計で標高差1,000m登り降りしたが、その時点で軽い靴擦れ気味になった。例年シーズン始めは踵の皮膚が軟弱なせいか割と靴擦れし易いのだが、何度か擦れた後は皮膚が角質化するのか、あまり支障なくなる。まあ今はシーズン始めだからしょうがない、心地よい疲労感と共に帰る事にした。

     ここも来週はオープン予定で整地されてしまう。さて次はどこを開拓出来るかな?。でももうオープン前スキー場は無理か?、そろそろ山に行こうかな?。


2000年12/2(土)晴
     まだ山はブッシュ&ハイ松だらけ。標高の高いゲレンデは混み混みで行く気がしない。でも実はこの時期、私には密かな楽しみがある。ゲレンデオープン前のバックカントリー?スキーである。今日は午前中仕事があったので、自宅から車で10分の距離にある長沼スキー場へ、午後から軽く滑る。

     積雪は約40cm位だろうか、まあ板に傷が付かない程度はあるし、北向き斜面の為雪もそんなに腐っていない。欲を言えばあとは斜度と標高差がもっとあれば楽しいのだが、こんな近場でこれ以上欲張ってもしょうがないか?。

     スキーを担ぎリフト下を登り、標高差約100m弱のゲレンデを滑り降りる。雪は思ったより軽く、今風に言えば”すねパウ”と言ったところ。スキーのトップエッジが雪面を切る、この半年ぶりの感触が心地よい。オープン後の圧雪バーンだと、すぐに飽きちゃうこの斜面も、こうやって滑るとなかなか面白い。で、3〜4ターン程してようやくスピードに乗って板が浮き始めた頃に斜度が緩くなり、残念ながらお終い。また担いで登り直し。

     この日は標高差100m弱を7〜8回滑ったところでお腹が空いたので、今日はこれまで。来週はもっと斜度と標高差のあるゲレンデに行こうかな?(但しオープン前の)。



2000年11/26(日) 雨
     今日は朝からなんと雨!。腐って寝る!。


2000年11/19(日)晴後雪
     今年の初雪はまあまあ早い。初雪の感触を確かめに行くべく、恒例となっている、夕張の丁未風致公園へ歩くスキーを持って行く。積雪は約30cm位だろうか、雪は重いが今年初ラッセルとあればさして苦にならない。駐車場から展望台へまず一周、トレースを付けてから、もう一周回って遊ぶ。

     いったん車の中で昼食中に外を見ると、急に雪がどんどん降り出した。しばらく様子見をするが止む様子がないので、今日の初滑りはここまでとする。雪の感触はやっぱり良いね。



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