98年12/30 (水)
98年12/28 (月)
途中の上二股までは快調に進み、ここからトレースの付いていた左股を詰める事にしたのだが、時期が早いせいかこの沢途中からえらいブッシュ。なんとか登ることは出来てもこれじゃあ下るどころではないなあ。 源八沢もシルバーザッテル以外は辛いものがあったが、こっちはそれに勝るとも劣らない。宮城の沢の源頭部には確かに良い斜面があるのだが、アプローチがこれではちょっとねえ。登り初めて2時間後に撤退することにした。 ただ常次沢の源頭部の斜面にも、デブリの跡こそあるけど気になる良い斜面が広がっていて、いつか開拓してみようと思うのだが、ここもアプローチが辛いだろうなあ。どなたかここの情報お持ちでしたら教えて下さいませ。
98年12/2 (土)
と言う訳で、この日は午前中、まだオープンしていない近くの栗山スキー場(小さなリフト一つのローカルなスキー場)で、1〜2時間程ゲレンデスキーを担ぎ上げ、登ったり降りたりを繰り返す事にした。最近はゲレンデスキーにも飽きて昨年は一度も行かなかった。これを引っぱり出すのもほんと久しぶりである。
リフト管理のために一本だけ圧雪してある管理通路を黙々と担ぎ上げる。これはこれで結構な運動量。あっという間に汗が噴き出す。山頂(と言ってもすぐ着くが)でスキーを履き、積雪が十分ある、まだ踏んでいないゲレンデで、新雪スキーを楽しむ。ターン時に踏み込んだ板が切り替え時にふっと浮き上がる感触がとても心地よく、10回位も上り下りを繰り返して、気が付くと斜面は自分のシュプールだらけになっていた。
その後本屋で”クロスカントリースキー・テクニック教本”(井上國男著、スキージャーナル発行、1400円)なる本を見つけ、これも思わず買う。全頁144ページのうち8割がテクニック編、残りがワックス・チューンナップ編と、競技に重点を置いた構成となっている。今までも歩くスキー関連の本は幾つか発行されていたが、競技テクニックに絞った本はおそらくこれが初めてではないだろうか。内容はかなり高度だが、市民レースに出る人なら買って損はないだろう。 欲を言えば豊富に使われている連続イラストが、よくテクニックを知る人には理解しやすいだろうが、一般の人には実際の滑りをちょっとイメージしづらく、写真をもう少し多用してくれれば最高だろう。
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