スキー日記 99年 1月編

99年1/26 (火)
     この日は職場の昼休みに、ちょっと場内の道でスケーティングを練習しようと外に出たけど、前日の雨(一月に雨が降るなんて!)が凍り付き、一面のスケートリンク状態。エッジなしのクロカン板ではとても滑れた状態ではなかったので挫折。

     今週末は北海道スキーマラソン。コースコンディションがとても心配。ガリガリだと、板を取られてバランスを崩し易いだろうし、おまけに転んだら痛いだろうなあ。湿布持って行こうかな?。


99年1/24 (日)
     この日は朝から夕方までピーカンの快晴。もったいないので穂別坊主山へ山スキー。仕事等で日高町から夕張へ走ると、標高こそ低いものの、いつも左手に真っ白い頂が眺望出来、前から開拓しようと思っていた山です。

     穂別町富内から道道を占冠方面に北上。案の定まもなく、林道入り口から2kmちょっと手前で冬季閉鎖のゲート。予想ではもう少し奥まで開放しているかと思ったけど甘かった。おまけにこの周辺は札幌近郊の半分以下の積雪しかない。これも甘かった。

     多少の読みの外れにもめげず、いい天気に後押しされるよう、除雪されたかったるい道道を40分歩き、林道取り付き。麓では積雪が少なかったけど、林道で標高500m付近まで詰められるので、ブッシュこぎを一切することもなかった。ただ幅広のこの林道は整備され過ぎて味気ないなあ。

     標高600m過ぎからは予想通り真っ白い白銀の世界。尾根筋に所々牧柵が見えるところをみると、夏場は公共牧野のようだ。傾斜も20度以上はありそうで、帰りが楽しみ。この尾根を乗っこすと、針葉樹の疎林が拡がる台地上の稜線。あたかもミニ八甲田と言った容貌で、とても低山の感じがしない。正面に見えるハッタオマナイ岳も、山頂付近にはいい感じの疎林の斜面が数多く拡がっているけど、そこまでのアプローチを考えると大変だろうなあ。

     楽しみにしていた下りは、この日日中プラスまで気温が上がったのと、斜面が南向きのため、雪が3月後半並に腐ってしまい重たくて、パウダーは楽しめなかったが、山頂からのパノラマと、稜線の景色が楽しめただけでも結構満足。ただ林道下りは、だるんだり登り返しがないので楽な反面、やはり味気ない。やっぱりテレマークでひょいひょいと尾根歩きしながら下った方が、山歩きとしては楽しいだろうなあ。(山スキー&兼用靴では、ちょっと歩く気がしないもんで)

     帰りの道道は、大半が路面に圧雪が残っていたので、スケーティングの練習よろしく滑走して下れ、時間短縮。ただアスファルトが露出していたら、やはりたるいだろうなあ。


99年1/23 (土)
     朝起きたら天気もそこそこ良かったので(薄曇り後晴れ)、札幌に行く途中滝野すずらん公園に立ち寄った。来週北海道スキーマラソン、フルの部に出場するので、足慣らしと思い、10kmコースでラップタイムを計ろうとしたら、犬ぞりレースで一部コース閉鎖があって正確な距離が分からず、適当に40分程流して休憩。せっかく滝野まで来たのに、疲れたのでこれで本日の練習終了。

     今シーズンはまとまった練習をしていないので、これでだいじょうぶでしょうかねえ。(一昨年の北海道スキーマラソンでは後半太股がつって、ほうほうのていでゴールしたのに、全然懲りてない!)


99年1/17 (日)
     この日も滝野でまた開催された、NIFTYのオフ会に参加しました。午後1時半頃ロッジゆきさざ前に集合。今回は参加者10名強と、なかなかの盛況でした。皆でわいわいと、お互いにビデオを撮り撮られながら、15kmコースを一周。天気も良く、おだやかな日曜日でした。

99年1/15 (祭日)
     天気予報では晴れるとのことだったので、久々に山スキーに行くことに。単独行で、この深雪時期に一人でラッセルしたくないので、なるべく人のトレースがありそうな、札幌近郊の漁岳にした。

     案の定下部の林道は、先行パーティー(聞いたらピオレ山の会とのこと)のラッセル跡があり、楽をさせてもらえたが、標高900m付近で休憩していたこのパーティーを、泣く泣く追い抜いてしまい(さすがにラッセル泥棒を堂々と続ける訳にもいかないでしょうね)、結局山頂までほぼ一人でラッセル。厳冬期の単独行はやっぱり厳しい!。

     天気予報では晴れと言っていたが、やはり1,300m峰、1160mポコから先はガスってて視界なし。山頂からの眺めは又の機会となりました。

     下りは、山頂直下の斜面は、尾根筋はクラストしていたので、下に向かってちょっと左側に回り込んで滑る。久々のディープパウダーでむせそうになる。しかし楽しい斜面はあっという間にお終い。深雪は結構滑走抵抗があって、ある程度傾斜がないと滑れないので、1160mポコの下りを終えると、後はずっとヒールを開放しての歩き&直滑降。こういうシチュエーションでは、重ったるい山スキーはかったるく、歩くスキーと山スキーの合いの子のような機動力に優れたテレマークスキーが欲しくなる。でもただでさえ装備の収納に苦労しているこの状況で、またまたスキー・靴・その他を増やしたら収集が付かなくなるので、当分お預けだなあ。


99年1/9 (土)
     この日はNIFTYのオフ会に参加しました。NIFTYとは、パソコン通信NIFTYのことでして、オフ会とはオフラインミーティングの略。つまりは、普段はパソコン通信でメールでのやりとりしかしていない人同士が、集まる会のことです。私は冬場、クロカン会議室FWINTERに属してまして、そのオフ会があったので、今シーズンの足慣らしの為に参加して参りました。

     当日朝方は、栗山から札幌に向かう道は猛吹雪で視界がすこぶる悪く、途中で引き返そうかと思いましたが、北広島に着くと雲は晴れ、天候にはなんとか恵まれました。予定では白旗山競技場で行う予定でしたが、あいにく当日は伊藤杯の大会があったため一般開放しておらず、急遽滝野すずらん公園に場所を変更することとあいなりました。

     この日の参加者は5人でこじんまりとした集まりでしたが楽しかったです。これが単独での練習となるとマジになる反面、あまり楽しむという感じではありませんが、こうして皆でわいわいと滑るのは、またこれでリラックスして、なかなか楽しんで滑ることが出来ました。

     また同じようなオフ会が1/17に滝野でまた開催されますので、興味ある方はパソコン通信NIFTYの電子会議室FWINTERの3番会議室を覗いて見て下さい。どなたでも参加大歓迎ですよ。


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