サロモン レーシングビンディングの取り付け・取り外し編
ちょっとこれは勇気が要りますねえ。私も新品の板に自分で付ける自信はなかったのですが、貰った板の金具交換なら元手もあまりかかってないしと言う訳で、今回自分でやりました。
サロモン レーシングビンディングの取り付け編
1.まず板のセンターを確認します。
板をやじろべえのようにバランスを取り、ちょうど釣り合う所が靴の金具との接点になります。その場所に印を付けておきましょう。

2.板にドリルで穴を開けます。
金具の位置決めをしたら、だいたい3.5mm前後のビットで板にドリルで穴を開けます。あまり強く押し当てると途中で一気に抜けてしまってソールまで貫通しかねないので、少しずつ慎重に。

3.トーピースをネジで固定します。
トーピースは3個のネジで固定されます。この時の締め付けトルクは一言で言って”力一杯”。ネジ山をなめないよう、強くドライバーを押し付けながら締めます。トーピースの真ん中のプラスティックプレートは、押し込むだけで付きます。
4.ヒールピースを付けます。
ヒールピースはネジではなく、プラスティックのピンと接着剤で固定します。まずヒールピースをトーピースに押しつけてはめ込み、接着剤を薄く付けて板に張り付けます。プラスティックのピンの下穴は約3mmのドライバーで開け、後は叩き込んで完了。
サロモン レーシングビンディングの取り外し編
1.ヒールピースを外します。
ヒールピースピンの外し方は、ナイフのように薄くて丈夫なものをヒールピースの下に差し込んで、てこの原理で徐々に持ち上げると抜けます。後は板とヒールピースの間にじわじわとナイフ等を押し込んで行けば、接着剤がはがれてヒールピースが外れます。
2.トーピースを外します。
トーピースを固定している3個のネジの内、2個はヒールピースを後ろにずらすと現れます。最後のネジはこのように、トーピースの真ん中のプラスティックプレートに、マイナスドライバーを差し込んでこじるとパカッと取れ、そこからプラスドライバーで緩めます。