ポールの補助ストラップ


 よく、手のひらからポールのグリップが離れてしまい、手を振りかざしてさてポールを突こうとしたら、グリッがどこか行方不明になることってありませんか?。2〜3万円もする高価なポールだと、ストラップが改良されていて、手のひらとグリップが離れないような仕組みになっています。そこでこれを買いに行ったら、ストラップとグリップのセットでなくては付かないと言われ、値段を聞いたらなんと、私のポール一式 6,800円より高い。!

 と言うわけで買うのをやめて、このような補助ストラップを考案しました。材料はパンツのゴム紐とマジックテープというわけで、ほとんどただ同然。耐久性がいまいちとの声もありますが、材料費が材料費だけに目をつぶって下さいませ。(太めの平ゴム紐だともっと持つかも)


 最初にゴム紐を、ストラップの付け根下のグリップに縛り付け、あともう一つ輪を作ります。この輪の大きさが小さいと手首が鬱血し、大きすぎると効果がないので、後で調節できるようにしておくと良いでしょう。仕掛けはただこれだけです。

 握り方はまず、ストラップを普通に手首に通します(ゴム紐の輪はその奥に来るように)。その後親指と、人差し指〜小指を、ゴム輪の左右に通してからグリップを握るだけです。

 手首に通したゴム輪を手の甲にずらすとあら不思議、このように手を広げても、このゴム紐のおかげでポールのグリップが下に落ちず、グリップが行方不明になることがありません。

 度々ポールを突くと、ゴム紐が親指方向にずれやすくなりますので、それが気になる方は、前もってストラップにこのように、マジックテープ等でずれ止めを作っておけばもう完璧。わずかな材料費で最大の効果?。
 これならポールのグリップが下に落ちないので、たとえ疲れてヘロヘロになっても、手を握りさえすれば即ポールを突けます。私も練習時はこのおかげで楽しています。でも残念ながら大会時は使っていません。なぜかって?。これだとデジカメのシャッターが切れないからですよ!。(バカもん!、もっと真面目に走らんかい!)

 と言うわけで、実はこれで数十kmという長距離レースを走ったことがないのですが、実際これを試した方、モニターではないですが、使用後の感想等頂けると幸いです。今後の改良に反映したいと思います。

(さすがに重たい歩くスキー用のポール(金属ポールや大きなバスケット)だと、パンツのゴム紐では強度不足のようですが、グラスファイバー以上なら大丈夫かな?)


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