寸評

　1997年から新たに開催されたイベントで、2000年までは野幌運動公園からスタートし、35kmコースは北広島プリンスホテルをゴールとする、都市型のスキー大会でしたが、寄る都市化の波には勝てなかったのか、2001年からはプリンスホテルを来終点とする周回コースとなりました。

　以前まではコースの制約上、ほとんど追い越し出来ない狭いコースで、大会のパンフにも、”タイムを競う大会ではありません”と書いてあるなど、大会名と実態とが合わない点もありましたが、2001年からはコース幅も確保され、RCチップでタイム計測するなど、よりコンペティティブに変わった事も、大きな変更点です。

都市周辺のゴルフ場と周辺の牧場を舞台とするので、一周10kmと残念ながらロングコースは取れなかったようで、他の長距離系大会と比べればちょっとこじんまり。でもロケーションは広々とオープンな感じで悪くないです。

起終点が同じになった事で、自家用車の利用がし易くなり、ホテル直下の道都大学に駐車場が確保されて、またホテルから北広島駅への連絡バスも頻繁に運行してますので、行き帰りの交通の心配もあまりありません。まさに都市型の大会。

　また2月の数ある有名クロカン大会の前の開催と言う訳で、レース序戦としてもなかなか人気があるようです。札幌スキーマラソンや十勝大平原クロカンの足慣らしとしてもちょうど良いでしょう。