芽室町、中札内村、帯広市 | |
2000年2月6日 | |
十勝大平原国際クロスカントリースキー大会組織委員会 | |
080 帯広市西5条南7丁目1(帯広市スポーツ課) | |
phone0155-24-4111 fax0155-23-6142 | |
'98 11/2〜'99 1/11 |
寸評
全長65kmの”十勝ダイナミックコース”スタートは芽室町雄馬別の、日野自動車芽室テストコース。途中北岩内、中札内村を経て帯広市大正にゴールします。
十勝ならではの広大な景色をバックに大平原を駆け抜ける、大会名そのもののとてもダイナミックな大会でした。
コース整備もすばらしく、お陰で65kmという長距離の割にアベレージスピードがとても高い、高速コースでした。思ったより速く走れるコースだと、とても気分爽快になります。
スタート時間は、歩くスキー5kmのみ10:00、それ以外はすべて9:00の一斉スタート。時刻的にはうんと早朝ではないので、朝はゆっくりできるかな。ただし競技スキー65kmには途中30km、50km地点に関門があり、閉鎖時刻は順に12:00、14:00となっています。つまり平均時速10km/h以上で走れる人が対象ということになります。それ以外の種目には関門はありません。
競技スキー団体には、2人一組ペア駅伝・4人一組団体駅伝の両方があります。いずれも団体とはなっていますが、なんと第1,2,3走者が各自最終ゴールを目指して続走することも可能だそう。
送迎バスも大会当日朝は各種目とも準備してはいますが、65kmコースを見ると、帯広市〜スタート、またゴール〜帯広市はあるものの、ゴール〜スタート間は残念ながらなし。自家用車で参加する予定の私は、帯広市役所に車を停めて、そこからスタート・ゴール地点からの送迎バスを使うことにしました。
道外から参加の方には、1/31〜2/3の3泊4日(2/2は然別湖体験ツアー)の、団体ツアー(一人72,000円)も用意されており、案内状に詳細が載っています。
タイム計測はチップと呼ばれる、わずか数グラム程度の小さなプラスティックを、足首にマジックテープで固定して行います。こんなもので自動計測が出来るのですから時代は進化したものですね。
コースは下記の通りです。
種目 | スタート・ゴール | 対象 | 参加費 |
歩くスキー5km | 芽室町新嵐山スキー場周辺 | 1,000 | |
歩くスキー10km | 芽室町雄馬別〜芽室町新嵐山スキー場 | 1,000 | |
歩くスキー20km | 帯広市岩内仙峡〜中札内市街 | 2,000 | |
競技スキー個人35km | 帯広市岩内仙峡〜帯広市大正 | 高校生以上 | 3,000 |
競技スキー個人65km | 芽室町雄馬別〜帯広市大正 | 高校生以上 | 5,000 |
競技スキー団体35km | 帯広市岩内仙峡〜帯広市大正 | 高校生以上 | 10,000 |
競技スキー団体65km | 芽室町雄馬別〜帯広市大正 | 高校生以上 | 10,000 |
八千代給食所からは、ひたすら広大な畑地帯を駆け抜けます。いかにも十勝的な風景です。その後戸鳶別川を越え、右手に山を望む頃には30km地点の、第一関門でもある岩内仙峡給食所着です。
コースがとても走りやすいので、あまり疲れを感じることなく着くことでしょう。
岩内仙峡からは、2つほど登り坂を越えます。2つの登りとも標高差で約50m程度。本コースで登りらしい登りはこれくらいでした。
登りの後は下り。後は41km地点にある新札内の給食所まで快調に下るだけです。
新札内を過ぎてもなお、ごく緩い下りぎみのコースを、雄大な景色を眺めながら札内川目指して走ります。
やがてコースは札内川沿いとなり、河川横断から3kmほど行くと50km地点、第二関門の中札内給食所です。
コースは後ずっと札内川沿いとなり、雄大なロケーションとはお別れですが、時折、湧別原野コースを走っているかの様な気がしました。
ここまで来ると、川沿いの下りコースとはいえほとんど勾配も無くなり、疲れも出てくるのでちょっと辛くなりますが、ここまで来ればゴールは後少し。右は57km地点の給食所です。
ゴールまであと○qのカウントダウンが始まり、大正市街地に入るとまもなくゴール。お疲れさまでした。
ゴール後は、大会でくれた入浴券で、幕別温泉ホテル緑館という超豪華ホテルへ行き、露天風呂でじっくり疲れを癒しました。
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