白滝・丸瀬布・遠軽・上湧別 | |
2000年2月27日 | |
湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会実行委員会事務局 | |
事務局は4町村持ち回りで、今シーズン(2000年)は上湧別町が担当ですが、どの役場でも受け付け可なので、下記の各役場に問い合わせて下さい。 | |
白滝01584-8-2211 丸瀬布01584-7-2211 遠軽01584-2-4811 上湧別01586-2-2111 | |
湧別原野85km、各町村コース19〜25km(4コース)、歩くスキー5・7・10km,リレー100km |
寸評
クロカンを始めた1992年から欠かさず出ています。クロカンを始めたのはこの大会に出るため。シーズンの最大目標も、この大会を完走することです。国内最長を誇るこの大会、とは言っても、アップダウンの少ない、基本的には白滝から上湧までの下りコース。おまけに例年、偏西風のお陰で追い風なので、数字ほど過酷ではありません。(そのかわり風向きが逆だと???)。湧別川沿いで吹きっさらしが少ないので、そんなに吹雪きもしないし。
とは言ってもそれなりの練習をしなくては、とても走りきれる距離ではありません。安易な参加は大会関係者にも迷惑となりますし、調整は念入りに。いきなり85kmは、と言う人は、まず各町村コースがお勧め。でも翌年はおそらく85kmにエントリーしていることでしょう。
特筆すべきは給食場の充実ぶり!。お粥・スープからいももち・うどん・豚汁・おにぎりまで、食堂かと思わんばかりのデラックスメニューです。
コースは、スタートから湧別川に降りる10kmほどは、下りばっかりで、畑地帯を過ぎると沢に入り,ここは地形上狭く、追い越しもままならないので渋滞が凄い。遅いのにスタートラインの前の方に並んだ人には、あとで後ろから罵声の嵐を受けたり、板のテールやストックリングを踏まれまくったりします。レースは国内一の長丁場,ここは焦らず謙虚に、実力にあった位置からスタートしましょう(目標タイム別にスタート位置が指定されてます)。ここを過ぎるとコースも広く、渋滞はありませんのでマイペースで走れます。
白滝から丸瀬布までは、まだ河川改修されていない湧別川沿いの林を抜ける,極緩い下りの比較的快適なコースです。85kmにはまだ出る自信がないという方にはこの、景色も綺麗な丸瀬布コースをお勧めします。
コース全般に言えますが、特に登りらしい登りがほとんどないため,スケーティングで板のテールを踏む心配がなく、ベストの長さより5cm程長めの板の方が、滑りやすくて疲れないかも。
丸瀬布から遠軽町までは、前半は国道沿いの畑地帯を走り、後半は湧別川沿いとなります。遠軽に着くと,まさに食堂といわんばかりの給食場があります。ここでじっくり鋭気を養いましょう。とは言っても休みすぎるとかえって疲れが出ますから程々に。
遠軽までの60kmは,みんな結構割と元気そうに来ますが、問題は残り25kmの上湧別コースでして。
ここからは勾配は全くの平地になり、午後になると風向きが海風に変わって向かい風になります。疲れて汗をかいた体に向かい風は堪えます。薄手で十分ですからヤッケがあると体を冷やさずに済みます。
ゴールから約10kmほど手前から、暗くなると所々松明が灯り,その中をゴールすると感動ものだそうです。十分早いのにわざわざ遠軽で、薄暗くなるまで時間つぶしをする人がいるとかいないとか。
あと、宿の予約はお早めに。宿の数が限られてますから(私は車中泊なので気楽ですけど)。
いやー、なんぼ書いても書き足りません。詳しくは、さるまる'sページを参照して下さい。“さるまる“こと長谷川秀記さんのページは、氏のこの大会への強い思い入れが、ひしひしと伝わってくる力作です。