港町小樽を南から展望出来る所は天狗山を初めとして数多くありますが、ここ赤岩山からは北から展望出来ます。
赤岩2丁目から赤岩峠を目指して行き、除雪終点に車を停めることになりますが、但しご覧のように駐車スペースが限られているのが難点。周囲は住宅地ですから、止められなかったらあきらめて別の所に行きましょう。
除雪終点から500mほど歩くと程なく、山屋さんにはお馴染みの赤岩峠に着きます。
赤岩山と一口に言っても、西赤岩山、東赤岩山と2つあります。ここではまず西赤岩山(標高371m)から紹介します。
西赤岩山には山頂に無線中継所があって、山頂まで車道(冬季非除雪)が延びています。その分岐点は赤岩峠のちょっと手前にあります。
そこからきつくもなく緩くもない一定勾配の道を、標高約200m上ります。最初は鬱蒼とした林で見晴らしが利かない単調な道です。
でも後半になると小樽方面の視界が利くようになり、景色に励まされながら山頂へ。
山頂はなだらかで、荒々しい赤岩海岸は望めませんが、遠くには日本海が広がり小樽方面もよく望めます。
下りは一気に直滑降と言うほどの勾配ではありませんが、漕いだり歩いたりしながら楽に下れます。
赤岩峠から遊歩道を歩いてのコースとなりますが、所々急な上り下りがあって地形も切り立っており、しっかりスキー制動が出来、自分で判断出来る上級者向きとなります。
状況次第ではちょこっとスキーを脱いだ方が楽で安全な所もあります。
その代わり、コース途中から望む赤岩海岸の荒々しい風景はまさに絶景です。ただ景色に見とれて崖下に落ちないように。
(スノーシューだとその点気楽ですから、やはりスノーシュー向きかな?。)
山頂からは高島岬方面が、”こんなに近かったっけ?”と言う位間近に、眼下に望むことが出来ます。
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