オホーツク沿岸

 いきなりエリヤが広くなり、どこを指しているのか判らないかと思いますが、ここらあたりは延々と砂浜と原生花園が連なっており、それこそどこでも歩けますので,特に明示を避けました。流氷の時期だとキュウキュウ流氷の鳴く音を聞き、流氷原を眺めながらの歩くスキーが出来ます。


 網走から斜里の間はJRが走ってますので、アクセスは比較的容易です。但し冬季間は原生花園駅は止まらないので、縦走はちと辛いかな。でも海岸からちょっと行ったところの国道のバス停まで歩けば、可能です。(但し本数が少なく待ち時間長し)。


また、コムケ湖周辺も私のお気に入りのフィールドでした。

 紋別市小向のちょっと紋別寄り、小向小学校向かいにある農林省畑作センターから、小向原生花園に向かって歩きます。海岸線に着く手前で除雪終点となり、ここからシブツナイ湖方面へは歩くスキーの世界。


 海岸線の道路を歩くもよし、波打ち際の流氷際を歩くもよし、湖を歩くもよし。但しその先の、コムケ湖は海と繋がっていますので、気水湖には近づかないほうが無難です。

 コムケ湖の東岸には除雪された車道がありますが、ここから先も、飛行場と海との間を歩いて、シブツナイ湖へ進むことが出来ます。

 オホーツク沿岸には,冬に氷結する湖が、たくさんあり、淡水湖なら氷の厚さが50cm以上になるので,人が乗っても大丈夫。

 シブツナイ湖は淡水の湖ですので、厳冬期であれば、4WD車なら湖中央へだって行ける氷の強度があります。網走湖やクッチャロ湖の一部は,車のサーキットになる位ですから。人が乗ったってへっちゃら。

ここを一周して紋別空港へ戻るか信部内へ出てバスに乗れば、縦走だって出来ますね。


 ただ氷結湖でも、川が注ぎ込むところや、気水湖(サロマ,コムケ湖とか)は、場所によって氷が薄いところもあるので、地元や、旅館の人等に情報を求めた方がいいでしょうね。また歩くスキーコースじゃない、自然の中の歩くスキーなので,地図等の装備等はしっかりとした方がいいです。でも厳しい自然の中をツーリングした後の充実感もいいもんですよ。

 あと風も強いので、防寒対策もお忘れなく。特に流氷が接岸したときは、特に寒さが厳しくなります。


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