支笏湖周辺の歩くスキーフィールドはこれまでいくつか紹介してきましたが、ここが一番”手つかずの自然”を感じられ、ロケーションにも優れたフィールドかも知れません。但し展望台から湖への登り降りで多少苦労はしますけど。
展望台の手前より、ご覧の沢状地形を湖に向かって降ります。クロカンにとっては結構な斜度&濃いブッシュがありますので、ご注意下さい。まあいざとなれば、板を脱いで歩く覚悟があればなんとかなる標高差です。
湖に降りると、前方には漁岳周辺の稜線が、そしてしばらく歩いてから振り返ると恵庭岳が望めます。
湖面の上は、厳冬期であれば問題なく歩けますが、春先であれば多少氷のゆるみには警戒し、状況に応じて判断して下さい。
湖の対岸まで行くと、大概のトレースはここからUターンして戻っているようですが、この湖の西に広がる森はあまり人の手が入っていない、比較的原始の感のある特別保護区なので、せっかく来たのですから散策しない手はありません。 好き勝手に蛇行する小川やら(写真左)、枝振りの見事な木などを鑑賞出来ます。
まあ適当に歩いて、適当な所で引き返しましょう。
ただ最後には、ご覧のような展望台への登り返しがありますので特に雪の深い時期はグリップが悪くて苦労するかも知れません。
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