標高〜1,309m
また見晴らしのいい中腹までは極緩い斜面で、尾根もとても広くかつ疎林なので、歩くスキーでも充分楽しめるコースです。
沢状の地形の右岸を上るとすぐに、白樺やえぞ松の散在する明るい疎林となり、低山特有の藪こぎが全くありません。
標高900m前後はちょっとしばらくやせ尾根区間となり、樹の密度も多少高くなりますが、札幌近郊の山と比べれば大したことはありません。
また標高1100m付近に広がる斜面は特にお勧めです。
ほどなく南面が切れ落ちた、岩の出た山頂に到着します。ここからの眺めは晴れれば支笏湖,後志羊蹄山,太平洋が望め、なかなかのものです。
標高差〜約830m
(歩くスキーの折り返し地点まで〜標高差約300m
大滝村という比較的札幌近郊にありながら,以外と知られていない、とても山スキー向きのいい山です。但し平均勾配がきわめて緩いコースなので、ツアー適期としては、締まり雪やザラメの春となるでしょう。
(但し夏道は極めて不明瞭なので,地図読み出来ることが条件ですが)
道々から三階滝に曲がるとすぐのT字路を右折し、左側を注意して見ていると登山口の表示看板があり、そこから細い林道をすぐのところにまた登山口の表示看板があり、そこに車を止めます。
極緩い、とても広い尾根を歩いて行き,右手から夏道の新道コースと合流する地点から,いきなり背後の見晴らしが180度開け、眺めがよくなります。ここから先はちょっと急になりますので歩くスキーは折り返しとなりますが、下りは直滑降オンリーで安全に下れます。
標高1000m近くからは山スキー向きの斜度の、滑りやすい疎林となり、晴れれば左にホロホロ山を望んでの下りが待ち遠しくなる快調な登高となります。
標高1200m付近からはクラスト斜面とハイ松帯のミックスとなり,スキーでは登りにくくなりますので、適当なところでデポします。
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