標高〜1,115m
標高差〜約400m
本峰は岩が出ていますので、滑走コースは本峰と西峰の間の沢(通称フリコ沢)になります。厳冬期には西峰から雪庇が発達しますので、滑走時期は12月中の初冬か、雪の落ち着いた残雪期となるでしょう。
でもこの山はご覧の通りのはげ山で、またこの沢での事故例もありますので、雪崩には十分警戒して下さい。
五色温泉までの道は、以前は2月から5月までは冬季閉鎖で、ニセコモイワスキー場山頂リフトから徒歩になりましたが、今は通年開通のようです。
五色駐車場からすぐに川を渡って台地にとりつくルートもありますが、数百m車道を歩いてから一本右の尾根に取り付いた方が、帰りに登り返しもなく楽です。
台地に登るとごつごつしたイワオの本峰と、ノッペロリとした西峰が望めます。
本峰には取り付くしまもないので、西峰に登ります。西峰南尾根から登るのが最短距離ですが急で、クラストしていると滑落が怖いので、夏道のある南西尾根から取り付くのが無難でしょう。
右は西峰から本峰を望む写真です。本峰直登ルンゼも滑れないことはないのでしょうが、雪崩のリスクを考えたら怖いなあ。
本峰と西峰の間には、ご覧のようなカール状の極楽斜面が広がっています。
この日、エキスパートのスノーボーダー達がなんと、雪庇から斜度45度位ある斜面に飛び降りて、パウダースノーの西峰直登ルンゼ(写真右)を滑っていました。雪崩のリスクを考えたら私には真似できないけど、命よりスリルを選ぶ方はご自由に。
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