喜茂別岳(黒川コース)



写真上〜黒川尾根を望む


標高 〜1,176m
標高差〜約700m


 国道230号線の、喜茂別川に架かる深雪橋の、札幌寄り約200mには、車が10台程停められる待避所があり、ここに車を停めて、入山開始。 
 橋からすぐの沢は、小喜茂別岳に詰める小沢ですので、これではなく一本左の黒川を遡ります。しばらくはどこが林道だか分からない、沢沿いの樹林を歩くと、やがて470m程で明瞭な林道が現れて(そのかわり周囲は無惨な伐採跡地)、その林道を詰めます。
 その林道は、標高640m付近で左の尾根に迂回しながら左折しますので、ここから林道を離れ、なおも黒川を詰めます。
 標高720m付近で小沢は二股となり、ここから真ん中の尾根に取り付きます。最初は小径木がうるさく感じますが、しばらく詰めるとやがて、ダケカンバの疎林の尾根になり、下り時に期待を持たせます。
 標高980m付近からダケカンバの疎林の尾根は30度近く急になり、一汗かかせられますが、ここは下りの時の恰好の斜面となりますので、それを楽しみに登りましょう。

 この急登を乗り越した標高1060m付近から上は森林限界、厳冬期はここからカリカリのクラスト斜面となります。風の強い日は要注意。スキーアイゼンがあると有効でしょう。
 山頂から森林限界までは慎重に下りましょう。尾根左右に広がる、黒川源流部に迷い込むと雪崩のリスクが非常に高くなります。

 森林限界から、このコースのスキーの核心部となります。
 ダケカンバの疎林の急斜面を抜け、程良い傾斜の尾根を下ります。尾根の下部に来て小径木がうるさく感じたら、下に向かって右の黒川に降りる斜面も楽しめます(降雪後は源頭部からの雪崩に注意)。

 黒川の沢状地形に降りてからは、スキー滑降も終わり。約3km、ただひたすら来た道を戻るだけです。


 また沢の中の林道ばかりで楽しくないと感じる方には、標高560m付近から南南西尾根に取り付くルートもあります。風の強い日はもろに季節風の影響を受けますが、眺めは大変良く快適です。標高1000m付近の尾根筋からは、ご覧のような尾根の南南東に広がる斜面に寄り道して楽しむ事も出来ます。(黒川の源頭部ではありません!)

 黒川源流部には、このようなエクストリーム系の急斜面が広がっています。雪の安定した時期ならアタック可能でしょうが、もろ南斜面なので、日射の影響をまともに受けて雪が腐るか、それが凍ってカリカリかの(転けたら止まらない?)、どちらかだろうなあ。
参考データ
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