目国内岳(沢渡りコース)


標高〜1202m
標高差〜約700m


 このコースは上井さんのページの山行記を参考に行って参りました。新見温泉の方はこのコースを”沢渡りコース”と呼んでおり、最近は結構ポピュラーなコースのようです。

 但し雪崩のリスクこそ少ないですが、862ポコから上部は目標物のない吹きっさらしの広い台地。しかも862ポコの南北には雪崩危険地帯もありますので、風が強かったり視界の利かない時は、稜線伝いのノーマルコースをお使い下さい。


 出発地点は新見温泉。ここから道道は冬季閉鎖です。ゲートの前には10台弱の車を置くスペースがありますが、入山届けを新見温泉のロビーで行いますので、その際に支障にならないか確認すると良いでしょう。

 最初の右ヘアピンカーブ地点まで、この道道を歩き、ここから道道を離れ、ペンケ目国内川を渡渉点します。この川は水量が多いので、冬〜初春ですとスノーブリッジがしっかりしていますが、上井さんのページによると、5月のG.W.頃には渡れなくなる可能性がかなり高いようですので、ご注意下さい。


 渡渉後は御覧のような、きつくなく緩過ぎずの疎林の広い極楽尾根を862目指して登ります。いかにもニセコらしい、カンバのいい感じの森で、否応なく下り時の期待が高まります。
 862からはしばらく平坦な台地を東に歩き、やがて山頂からの一枚バーンに取り付いて、程なく山頂となります。


 下りと言えば、山頂からの広大なオープン一枚バーンあり、風と日射の影響を受けにくい極楽疎林斜面ありと、存分に楽しめる事請け合いです。ただ先にも書きましたが、強風時や視界の利かない時は途中の台地で方向を見失いやすいので、稜線コースの方が無難です。


参考データ


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