私は頑固です。誰がなんと言おうが頑固です!(えばってどうする!)。ですから保守的。おまけに極めてケチときた。だから自分がしっかり納得しなければ、新しいグッズは買いません!(ただでくれるなら話は別だけど)。 その一例がストック。”♪ヘイヘイ!ポーラ♪”じゃあるまいし、”ポール”なんて軽薄な呼び方はこっ恥ずかしくて出来ません!。私にとってストックはあくまでストックなのです。で、今使っているのはセット500円で買った安物ゲレンデ用ストック。別に好きで使っている訳ではないのですが、今は納得出来るストックが売っていないもので仕方なしの間に合わせ。 私にとっての納得いくストックとは、昔どこの山屋でも売っていた、大きめのリングの付いた一本モノのアルミのストック。ちょっとは重いけど丈夫で比較的安価で実用的。それに引き替え今一般的に山用で売られている伸縮自在のカーボンファイバー製ポール、細くて多機能で高価!。うーん!?。 第一に、私に伸縮自在機能は必要ない!。
また深雪で転んでリングの反力だけじゃ起きあがれない時など、束ねたストックの真ん中を握り全体重を掛けて起きる事もあるけど、あんなに細くて大丈夫かな?。 またまたついでに初心者がどうしても狭い林道で制動出来なかった時、ストックを股に挟んでプルーク姿勢を取り、通称股制動っていう最終手段もあったっけ。竹ストックはこれにとても適していたけど、あれはちょっと重すぎてね!。
まず次に谷側の足の踏み出す付近にあらかじめストックを突き、そのリングを惜しみなく谷足で踏んづけ、がばっと膝を開いてシールを斜面にフラットにします。するとストックがエッジの代用をしてくれてシールも利くしで、結構踏ん張れたりします。但し谷足にしか通用しませんが一度お試しを。でもこんな事、カーボンファイバー製じゃ勿体なくて出来やしない。 さすがに今使っている安物ゲレンデポールじゃ、転んで立ち上がる時やストック推進時には、潜って全く用をなさないので、以前ゲレンデポールに大きなリングを付けたところ、ゲレンデ用の短い石突き(リングから先端までの事)に対して遙かに大きなリングのため、クラスト斜面に斜めに突いたらリングが邪魔をして弾かれてずっ転けたので、それ以来使っていません。やはり山用リングには山用ストックとの相性がよろしいようで。 また前も書いたけど、滑降中に大きなリングが雪に潜ったりブッシュや引っかかりして、ストラップのせいで手首を捻ったり肩を脱臼したりする危険性もありますので、下りはストラップを手首に通さずに握っただけの方が良いでしょう。でも高価なストックを深雪で無くしても私に代金請求しないでね。 まあたかがストックでこれだけ言いたい放題書く事自体、本当はどうでも良い事なんだけど、頑固山スキーヤーとしては書かずにはいられない?。SINANOのアルミ製山ストック、どこかの店にデッドストックしていないかな?。
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