よくクロカンのレースで会った人との話しの中でよく、
フルマラソンはどれ位のタイムですか?とか、 マラソンと比べてクロカンはどうですか?とか、 でも、話の腰を折るようで申し訳ないんですが、その際は”私マラソンは嫌いなんですよ。”と答えています。実は私はマラソンが大の苦手なのです。クロカンを始めたのも、当時住んでいた網走管内で、”湧別原野100kmクロカン”が開かれていて、単に山スキーの乗りで(同じヒールフリーだから)参加したのがきっかけですから、もともとアスリート系に興味があった訳ではありません。 特に悪意があってこんな事書いているわけではありませんので、ランナーの皆さん誤解しないで下さいませ。苦手なのには私なりの理由があるわけでして。 1.腰・膝・足首に故障持ちのため
その点クロカンでしたらたとえ汗をかいても、首もとを開くなり服装で体温調節すれば、あっという間に蒸発して、いつも最適な温度を保つことが出来ますもんね。
私はスキーにはそこそこ自信があるので、あまり無駄な動きはしないのですが、ウインタースポーツが苦手な弟は、あきらかに体力が空回りしている感じ。(運動エネルギーがドッタンバッタンと、音エネルギーとしてロスしているのが明明白白!。) クロカンも勿論トップ選手になるためには、最後は体力ですが、体力がなくても経験を積めば、そこそこのタイムで走ってそれなりに気持ちよく楽しむことが出来ます。
その点クロカンなら上下動があまりないので、直接関節の負担にはあまりならないし、全身運動なので、上体の筋肉も有効に使えます。またうまく体重移動に使えば、贅肉だって推進力に少しは繋がる?(本当かなあ?)。 (マラソンを中傷している訳では決してありませんので、ランナーの皆さん、お許しくださいませm(_._)m。あっ、石ぶつけないで!。) 私の場合、冬の1〜2ケ月で付け焼き刃しても、心肺機能を向上させる事など実際不可能なので、よく全く練習なしでぶっつけ本番でレースに参加して、途中で足が攣るなどして後悔すること、今まで数限りなし(学習と言う言葉を知らないのかなあ)。近年は、とりあえず筋肉が根を上げない程度に体を慣らす程度は練習する事を心懸けています。(いつまで続くか?) たとえばバイクで言えば、心肺機能の向上はボアアップ(排気量アップ)だけど、それが無理なら、せめてエンジンの回転数がなめらかに上がるように、時折軽い負荷をかけてスロットルを開け、エンジンに高回転の当たりを付けてやるようなものです。(よけい分かりにくくなったかな?) はなから”アスリート系のタイムレースなんか性に合わない”とお考えの方も(私もそうでした)、試しに一度レースに出てみたらいかがですか。良い目標になりますよ。 但し一番最初に参加する大会が、とてもメジャーな大レースだと、スタート時のラッシュにもみくちゃにされて、うんざりする危険性もあるかもしれません。その点各地で開かれているローカルな大会は、マイペースで楽しめて、レースのエントリーとしては最適かと思いますし、私も好きです。
|