ふたご1  「今日は、家でテレビを見ています。」

ふたご2  「辛気臭いなあ。」

ふたご1  「まあ盆も終わったので地球の過去に死んだ仏教徒の数×32g分だけ地球が軽くなったのです。」

ふたご2  「いやなこというな。」

ふたご1  「霊魂の重さは32gだからな。」

ふたご2  「どうですか、夏の思い出なんかは。」

ふたご1  「これがね、びっくりするくらい無いですね。」

ふたご2  「悲しい事言うなよ。」

ふたご1  「ただ、馬車馬のように働いて、泥のように眠り、羅刹のように進む日々でした。」

ふたご2  「どこか行ったりはせえへんかったん?」

ふたご1  「ああ、病院行きました。濟生会中津病院!」

ふたご2  「病院かい!」

ふたご1  「はい、ロキソニン。」

ふたご2  「いらんわ!」

ふたご1  「まあでも最近はいろんな法律ができたりして大変ですがどうですか君が代。」

ふたご2  「どういわれてもなあ。」

ふたご1  「デモね、新しい国家を公募するいうんがありましたけど、それよりはいいと思いますよ。」

ふたご2  「歌詞とかが変に前向きやったりするといやだろうなあ。」

ふたご1  「新日本国歌

アジアの極東 大八洲

そびえる霊峰 富士の山

技術大国 経済大国

ODAでランラララン

日本 日本 日本

目指せ安保理常任理事国

ふたご2  「そんなあからさまな自慢の歌があるか。」

ふたご1  「じゃあ

過去の謝罪もしていない

ああ駄目だ駄目駄目だ

欧米に比べて駄目すぎる

環境破壊だ 買春ツアー

政治家二流だランラララン

日本日本日本

どうせ世界のみなしごさ

ふたご2  「そこまで卑下せんでもええやろ。」

ふたご1  「でもね、一番日本人こういうのが好きなんですよ。」

ふたご2  「まあね。」

ふたご1  「では次は若い子向けに

ずっと今まで

経済大国ランラララン

金だけを信じてここまできたけど

あなたに出会って初めて気づいた

本当の私のこと

between to the world

夢だけを信じて

between to the world

日本 生きていたい・・・

小室哲哉さんに作詞作曲をお願いしました。」

ふたご2  「やかましいわ!」

ふたご1  「さあどれを選ぶ!」

ふたご2  「どれもいやや!大体どれもランララランて入ってるのはどういう事なんや」

ふたご1  「それは、僕の通っていた小学校の校歌を参考にしました。」

ふたご2  「恥ずかしいとこやな」

ふたご1  「君も通ってたやん。」

ふたご2  「ふたごやからな。」

 

8月17日、大阪市某所にて

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