ふたご1 「あけましておめでとうございます。お餅を食べ過ぎないでネ!」
ふたご2 「新年早々不快だな、君。」
ふたご1 「いうても僕ら1999年中に話し合っていますけど。」
ふたご2 「いうたら1900年代最後のね。」
ふたご1 「そういう事は、1800年代を潜り抜け、2000年代をも生き延びる自信のあるものだけ言う資格があるんですよ。」
ふたご2 「一応みんな言うてるやん。」
ふたご1 「僭上沙汰甚だしいですね。」
ふたご2 「古めかしい表現。某番組で「SPEEDミレニアム」って言うのも聞きましたけどね。2000年代3ヶ月しか活動せんやつらにミレニアムって。」
ふたご1 「ま、復活したら別ですけどね。そんな1999年から2000年へのメッセージですが、どうっすか、2000年問題。」
ふたご2 「1999年12月28日にイギリスでキャッシュカードが使えなくなるというトラブルが発生していますよ。」
ふたご1 「まあ、ロシア政府も大丈夫と言ってますしね。」
ふたご2 「大丈夫という声明しか聞いてないけどなあ。あそこが一番不安なんやけどなあ。核もあるし原発もあるし。」
ふたご1 「なにいっ!日本だって負けてないぞ!原発だって、JCOだって、自衛隊だって、危ないとこはいっぱいあるんだ!」
ふたご2 「変なとこでライバル意識持つな!」
ふたご1 「まあ、これを見られるというという事はあらかた大丈夫だったんでしょう。」
ふたご2 「危ない時に見てるもんと違うからね。このページ。」
ふたご1 「あけましておめでとう!便乗テロに気を付けてね!」
ふたご2 「2月29日も危ないからね。大例外のうるう年やからって。」
ふたご1 「それは忘れてた!いう奴が多いかもね。」
ふたご2 「嫌だなあ。」
ふたご1 「20世紀ももう終わりの年ですから、これまで起きてた様々な事件を「世紀末」の一言で片づけていた人たちも来年でいいおさめですからね、思うさま言って欲しいですね。」
ふたご2 「ヨーロッパでは19世紀から20世紀に変わった時には、猟奇的事件ががくっと減ったそうですから、言う機会も減るのでは。」
ふたご1 「そうだといいですね・・・。」
ふたご2 「あ、普通。」
ふたご1 「明けましておめでとう!(削除)を(削除)したり、(削除)の(削除)を(削除)したりしないでネ!」
ふたご2 「言うなっちゅうねん。」
1999年12月30日、ひろいひろい、そらのした