先生「三コマ目に出てきたのが女の人の夫です。どんなルージュの伝言を見て驚いたのでしょうか。」

生徒「ルージュの伝言ですか。正隆の嫁ですね。」

 

 

先生「…なぜ正隆のほうが先に出るのですか。」

 

生徒「ヨーロッパの伝統をうけついだ洗練されたフォルムは高気圧シャーシの圧縮されたトルクの振動を伝えるディレッタントな感じで・・・。」

先生「カーグラフィックテレビはいいんです。」

生徒「古谷徹、ええ声ですよね。」

先生「心配ですね。」

生徒「カーグラフィックテレビはわかりやすくないですか。」

先生「確かに長い歴史を誇る番組ですが、車好きじゃないとこれほど見ていてつまらない番組はありません。車のみですからね。車に興味の無い人間はまず見ないでしょう。」

生徒「そんな。」

先生「…では、どんなオチができましたか。」

生徒「はい。」

 

先生「…なんですかこれは。」

生徒「すいません。神の文字にはあまり詳しくないので。適当に書きました。」

先生「なんですか。」

生徒「これは旧約聖書のダニエル書に書いてある、バビロン王ネブカドネザルの祝宴の場にまことの神から手首が送られて壁に文字を書いたものです。文字は『メネ、メネ、テケル、ウパルシン』と読みます。『メネ』とは、『神があなたの治世を数えて終わらせた』という意味です。『テケル』とは『あなたが秤で量られて目方が足りないことが分かった』という意味です。そして『パルシン』とは『あなたの国が分割され、メディアとペルシャとに与えられる』という意味です。」

先生「・・・聖書の中でもなんでそんなマイナーな話をもってくるのですか。」

生徒「みんな知りませんか。」

先生「知っているのは聖書を良く読む人くらいなものです。」

生徒「私は勧誘の人が持ってきた「私の聖書物語」というので読みました。」

先生「…」

生徒「にしてもなんでそんな事いわれなきゃいけないんでしょうね。」

先生「では分かりやすいオチです。」

先生「これは昔からよくこの変形がギャグとして使われており、比較的安心して使えるオチですね。こういう名前のお笑いコンビもいます。」

生徒「平穣冷麺ではだめですか。」

 

先生「だめです。」

生徒「そんなあ。」

いかがでしたか?おのれを振り返ってわかりにくくはなっていませんか?

わかりやすさをモットーにして、がんばっていきましょう。


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