オールライトニッポンとは、

世界の国々を見て回ることにより、

その上で日本の素晴らしさを再認識しよう

という大変すばらしい企画である。

というわけで中国にやってきました。天安門広場です。

おねえさん「ここが天安門です。」

黄色い顔の人(竹下さん)「毛沢東というのは平べったい顔じゃのう。」

人々「おなかすいたー。」

おねえさん(口が広末涼子)「そうですか。では近くの料理店で。」

人々「でもこうした旅行で食べるのは幼虫とかミミズとか得体の知れない虫を食べるんですよね。」

おねえさん「田代・桑マンコンビやダチョウ倶楽部じゃないんですから。」

竹下さん「そういえばこの間とんねるずがうじ虫のお茶を飲んでいるのを見たぞ。」

おねえさん「それ10年以上前の話ですよ。」

人々「そんなのやだー!」

おねえさん「普通の中華ですから。」

しかし興奮した人々の耳には入りません。

人々「寿司がいいー!」

おねえさん「はあ?」

人々「すーし、すーし!」

寿司コールが巻き起こります。

竹下さん「何で中国まで来て寿司を喰わなならんのじゃあ!」

人々の寿司コールが周りの群集にも広がります。

群集「造反有理!偉大領袖毛主席万歳!」

おねえさん「うわあ!すごい騒ぎに!」

竹下さん「勅命下ル軍旗ニ手向カフナ!」

このままでは第二の天安門事件の再来です。

おねえさん「分かりました分かりました、寿司屋に行きましょう。あるかどうか分からないけど。」

竹下さん「やはり民主主義はまちがっとるのお。」

ありました。

おねえさん「しかも回転か。」

竹下さん「堪エ難キヲ堪ヘ、忍ビ難きヲ忍ビ…。」

人々「わーい江戸前だー。」

おねえさん「本場の中華が食えるというのに。」

江戸前寿司というのは英語でTokyo-style sushiというのです。

竹下さん「しかし北京という北の京で、東京という東の京の物を食うというのもおつなもんじゃろ。」

おねえさん「うるせえよじじい。」

人々「カニ軍艦くださいー。」

人々「シーチキン巻ー。」

竹下さん(21)「しかしもう少し中国らしいもんが無いかな。」

かもです。

竹下さん「ほほうこれが北京ダックか。」

おねえさん「あれはアヒルですよ。これは素のかもでしょ。」

しかし、回転寿司屋でかもが回転しているというのはさすがに中国といわざるを得ません。

毛沢東選集です。

おねえさん「なるほど社会主義精神と毛沢東思想を忘れないというものですね。」

竹下さん「歯ごたえがあるのお。」

人々「食ってんじゃねえよバーカ。」

大勢にいわれると屈辱的です。

竹下さん「殴ってもいいじゃろうか。」

おねえさん「海外では法律がややこしいのでやめてください。」

万里の長城です。

竹下さん「中国らしいですね。」

ミサイルです。

おねえさん「中国の軍事力はアジア一ですからね。」

お茶です。

人々「なるほど午後の紅茶ですね。」

おねえさん「それはイギリスでしょう。」

しかし、こうした他国の文化をやすやすと飲み込んでしまうあたりが、中国4000年の歴史というものなのでしょう。

おねえさん「さあ、つぎはなにかな。」

黄砂です。

うわああああああああああ!

黄砂というのは春頃中国から飛んでくる砂です。おかげで日本に飛ばされてしまいました。

人々「やっぱり日本が一番だね。」

竹下さん「ピラミッドもあるしな。」

おわり。

オールライトニッポン、

次回は貝塚市に行こうと思います。

SAKANAFISHホームへ