ふたご1  「どーもー。フラメンコ漫談でおなじみの杉岡みどりです。」

ふたご2  「あったかくなりましたね。」

ふたご1  「どう思います?中学生が5000万円恐喝。」

ふたご2  「プロフェッショナルやね。総会屋なみやで。」

ふたご1  「しかし、取られたほうも5000万円もあればなんでもできたでしょうに。ちょっとしたゴルゴ13の依頼料くらいにはなりますよ。」

ふたご2  「そんな金があったら無理して学校なんぞいかんでも。」

ふたご1  「ものすごい簡単な質問して悪いけど、5000万あったら何する?」

ふたご2  「あんまりな質問やな。株でも買うわ。」

ふたご1  「ロマンが無い。」

ふたご2  「じゃあお前何すんねん。」

ふたご1  「外国とかでひっろーい土地を買いますね。」

ふたご2  「で、そこで何すんの。」

ふたご1  「ただ権利だけ持ってその国の権利関係を何かとややこしくします。」

ふたご2  「ロマンはどうした。」

ふたご1  「栗を植えます。」

ふたご2  「最悪の部類に入る駄洒落やな。」

ふたご1  「いえ、セイタカアワダチソウやナンブイヌナズナなども植えてそこの生態系をぐっちゃぐちゃにします。」

ふたご2  「何考えとんねん。」

ふたご1  「政治、経済、環境にわたって世界を相手にする漢になります。」

ふたご2  「いうてる事は本宮ひろしやけど、死んだら間違いなく地獄に落ちるぞ。」

ふたご1  「地獄がどうとか、ない話をすな!」

ふたご2  「おまえや。」

ふたご1  「では続いて、やっぱりやってくれました石原慎太郎。」

ふたご2  「バリバリの「右」。」

ふたご1  「第三国人が災害時に暴動などを起こす可能性があるとか言ってましたが、作家である石原慎太郎都知事は関東大震災のときの話を知っているのでしょうか。」

ふたご2  「当時、在日朝鮮人が暴動を起こすというデマが流れて、自警団を組織した人達によって在日朝鮮人の人が虐殺されたりした事件もあったんですよ。」

ふたご1  「石原都知事の発言はこのデマの元になるような発言ですね。民族差別的発言ですよ。だいたい、神戸の震災のとき泥棒とかやったんはよその都道府県から来た日本人ですからね。日本人に暴動ができんとでもいうのでしょうか。暴動に国境はない!」

ふたご2  「怒る論点が完全に逆。」

ふたご1  「で、今回問題になっているのが「第三国人」という言葉なんですが、。」

ふたご2  「1.関係国以外の国の人。第三国の人。 2 第二次世界大戦後の占領時代、かつて日本の統治下にあった諸国民(朝鮮人・台湾人)の俗称。「非日本人」とされ、一般の外国人とは異なる法律上の取扱いを受けた。と、小学館国語大辞典にはのっています。2の意味で発言したのではないと彼は言っているんですが。」

ふたご1  「第二国人というのはなんなんですか。」

ふたご2  「知らん!」

ふたご1  「しかし、どういう意味で第三国人という言葉を使ったかは、中国はいくつかの国に分裂したほうがいいという彼の発言からうかがえます。」

ふたご2  「2だと。」

ふたご1  「いえ、中国の分裂を望み、そして第三国人という言葉を使うあたり・・・これから導き出される答えは…。」

ふたご2  「なんですか。」

ふたご1  「三国志マニアです。」

ふたご2  「やかましい!」

ふたご1  「石原都知事は天下三分の計を企んでいるのです。」

ふたご2  「企むな。」

ふたご1  「以前共産党はスパイだという発言をした事もありましたが。」

ふたご2  「あとで「スパイス」だと訂正したらしいですが。」

ふたご1  「石原氏は自分の天下三分の計を探りに中国からやってきたのが共産党だと思っているのです。」

ふたご2  「そこまでおかしくはないやろ。」

ふたご1  「そしてその野望の達成のために、軍隊を作り上げたのです!石原軍団を!」

ふたご2  「慎太郎の軍団と違うわ!」

ふたご1  「第二の石原裕次郎を見つけ、石原帝国の後継者とし、共産中国と戦いを…。」

ふたご2  「小説でとどめといてくれんかな。」

 

4月15日、パブ

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