ふたご1  「だってあんたは、ゲンセンカンの主人にそっくりじゃないか!」

ふたご2  「ひじが痛いですよ最近。」

ふたご1  「多分それが原因で死ぬで。」

ふたご2  「いややなあ。」

ふたご1  「今週もきついですね。先週以上に何もありません。」

ふたご2  「まあそういわずに。横浜の小学二年生誘拐とかエリアン君の事件とか子供がらみの事件が多いですが。

ふたご1  「子供子供といいますが、最近は子供だからといって匿名にしたりする事件が多い!子供も大人も犯罪の前には平等や!」

ふたご2  「まあ、それはそうかも知れんが、今回は被害者やからね。誘拐事件。」

ふたご1  「カード式の携帯電話が悪いとかいわれてますね。」

ふたご2  「売る時に本人確認をしないので、かけてくる先の人間が分からないという事らしいですね。」

ふたご1  「じゃあ公衆電話もいっしょやん。」

ふたご2  「こちらからもかけられるという事も、逆探とかうけにくいらしいのですよ。」

ふたご1  「じゃあそんなもんは廃止してしまえ!」

ふたご2  「無茶言うな。」

ふたご1  「そうすればすぐ誘拐犯人が分かる!」

ふたご2  「それくらいの事で変わるか。」

ふたご1  「大体公衆電話から電話してる奴が犯人です。」

ふたご2  「決めつけんな。」

ふたご1  「今時公衆電話もそう使わんでしょう。」

ふたご2  「まあね。」

ふたご1  「で、エリアン君て誰。コンスタンチン君みたいなん?」

ふたご2  「おそろしくなつかしいな。アメリカではすごい騒ぎなんやって。」

ふたご1  「シンプソンズみたいに?」

ふたご2  「あれもどうなんかなあ。キューバの子供なんですが、母親といっしょにアメリカに密航しようとしたんですが、途中で母親が死んでしまって、一人でアメリカにたどり着いたんです。」

ふたご1  「さすがアメリカは先進国ですね。」

ふたご2  「何が?」

ふたご1  「ちゃんと犯罪者は子供でも名前を公開しよる。」

ふたご2  「犯罪者と違うわ!」

ふたご1  「犯罪者やんけ!密航は立派な犯罪や!昔やったら樽にくくりつけられて海の底じゃあ!」

ふたご2  「まあそうやったかも知れんが、今回はちょっと事情がこみいっとるんや。」

ふたご1  「何すか。その平成のジョン万次郎は。」

ふたご2  「9割方間違ったたとえやな。で、母親が死んでるわけやから、エリアン君の親権は当然父親にあるんや。」

ふたご1  「その父親はどこにおるん?」

ふたご2  「キューバ。で、エリアン君にキューバに帰ってこいというとるんです。」

ふたご1  「母親の意志としては旦那から逃げたんか、キューバから逃げたんか、どっちやねん。もしくはどっちもかい。」

ふたご2  「それもあるし、キューバがああゆう状態なので、エリアン君の親戚とか亡命キューバ人の団体とかがキューバに帰すなと大騒ぎなんです。」

ふたご1  「モテモテやなエリアン君。」

ふたご2  「しかし、法的には親権者の言う事がとおるんで、政府としてはエリアン君をキューバに帰さなくてはいけない。しかし、親戚は帰さない。」

ふたご1  「どうしました。」

ふたご2  「ついに官憲が踏み込んでエリアン君を連れて行きました。」

ふたご1  「拉致監禁や!子供を返せー!」

ふたご2  「…なんかデジャ・ヴがするような。」

ふたご1  「オウムの上九一色村施設強制捜査の時ですよ。」

ふたご2  「はっきりゆうな。」

ふたご1  「説明ありがとう。せやけどあんまり興味あらへんねん。」

ふたご2  「なんでやねん。」

ふたご1  「だって僕、子供やもん。」

ふたご2  「ええ大人が。気持ち悪い。」

 

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