ふたご1  「キャーッ!こっち向いて―!地蔵―ッ!」

ふたご2  「もりだくさんですね、森首相。」

ふたご1  「今度は稲川会の会長と同席ですか。」

ふたご2  「いろいろとたいへんやね。」

ふたご1  「まあでも結婚式の客なんかいちいち知りませんて。俺なんか親戚ですらろくに顔知らんのに。」

ふたご2  「まあたしかに。親戚って気づかんとこにいますよね。 」

ふたご1  「でも政治家と言うのはそういう暴力団との関係に気をつかわんといかんのです。公明正大な政治家がそういう人たちと接触を持ってはいけないと言うことなんですが、これはなかなかたいへんです。」

ふたご2  「名簿とかチェックしたらすむ話ちゃうん。」

ふたご1  「いえいえ。暴力団はどこにいるかわかりません。」

ふたご2  「たとえば。」

ふたご1  「電車の中とかでたまたま組長と隣り合わせ。」

ふたご2  「組長電車乗るか?」

ふたご1  「そしたら組長の手が幹事長のおしりを!」

ふたご2  「さわるか!」

ふたご1  「ここでひとつ親父ギャグを思いつきましたが、自粛したいと思います。」

ふたご2  「それがええね。」

ふたご1  「そのほかにもたまたまバカラ賭博をしていたら胴元が組長!とか、」

ふたご2  「そもそもバクチをするな。」

ふたご1  「チャットをしてたらあいてのふにゃ(0目0)という人が組長だった、とか。」

ふたご2  「組長が気色悪いハンドルネームでするな。」

ふたご1  「たまたまサウナに入っていたらそこに組長が、とか。」

ふたご2  「それはわかりやすいね。」

ふたご1  「さて、千葉すずが何でわしオリンピック代表になられへんかってんやおい。てなことで日本水泳連盟を提訴したそうですね。

ふたご2  「記録は上やのにえらばれなかったんやからね。」

ふたご1  「これはですね、千葉すずの態度が気に入らんと水泳連盟は思ってるらしいですね。」

ふたご2  「千葉すずは結構はっきり言う人やからね。」

ふたご1  「まあ両者冷静に話し合ってほしいですね。」

ふたご2  「頭を冷やしてと。」

ふたご1  「水もたっぷりやしね。」

ふたご2  「で、提訴ってどこにしたん。」

ふたご1  「これはですね、スポーツ仲裁裁判所というのがスイスのローザンヌにありまして、その米国支部にしたそうです。」

ふたご2  「スポーツ仲裁裁判所って言うのははじめて聞きましたね。」

ふたご1  「スポーツに関することを仲裁する裁判所です。」

ふたご2  「そのままやないか。具体的にはどうすんの。」

ふたご1  「たとえばレースの順位争いでもめたときにですね、まあまあって言うて出てくるんです。」

ふたご2  「仲裁やからね。」

ふたご1  「それで双方の言い分を聞くのです。ふんふん、なるほど。よし、お前らの言いたい事はようわかった。」

ふたご2  「はあそれで。」

ふたご1  「背やけどお前ら、こんなことで争うてどうする。スポーツマンやないか。順位なんかどうでもええやないか。もう、みんな一番でええやないか!」

ふたご2  「決めんでどうすんねん!」

ふたご1  「ここまでやってきた、あんたらの心が一番や。」

ふたご2  「何をうまいことまとめたつもりでおるねん。」

ふたご1  「しかし、スポーツの世界にもすっきりせんことはあるもんで。」

ふたご2  「スポーツもさわやかだけではおられんでしょう。」

ふたご1  「では、これからいろいろ大変な千葉すず選手に、次の言葉を贈りたいと思います。」

ふたご2  「なんですか。」

ふたご1  「オリンピックは参加することに意義がある。ピエール・ド・クーベルタン男爵。」

ふたご2  「だからその参加ができへんねん。」

 

5月26日、まだらくもいとをはぐれメタルに投げるとすばやさが下がるゾ!(Vのみ)


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