ふたご1  「どうして崩御もしくは薨去ではなくて逝去なんでしょうかねえ。」

ふたご2  「むしあつくなりました。」

ふたご1  「さて、南北首脳会談ですが。」

ふたご2  「鮮明な映像の金正日総書記をはじめてみましたねえ。」

ふたご1  「腹出すぎですね。」

ふたご2  「コニャックの飲みすぎ。」

ふたご1  「しかしあの引っ込み思案な正日君がよく空港まできてくれましたねえ。」

ふたご2  「引っ込み思案で出てこなかったわけじゃないでしょう。」

ふたご1  「そして金正日君は離散家族の再会、反韓宣伝放送の中止、そしてソウルまで来てくれるという。なんてとんとん拍子に事が進むのでしょう。」

ふたご2  「とても一年前に「ソウルを火の海にする」と言う高官がいた国とは思えませんね。」

ふたご1  「まあ、心を開くというのは大変なんです。すぐに学校に出てこいと言うてもいかんのです。ちゃんと相手の心を理解して。」

ふたご2  「登校拒否児やないんやからね。」

ふたご1  「今回のことで韓国市民の金正日氏に対する印象がめちゃめちゃよくなったそうです。」

ふたご2  「わかりやすいね。」

ふたご1  「しかしここで金大中大統領の存在を忘れるわけにはいきませんね。」

ふたご2  「なんやかんや言われても太陽政策がここまでもってきたわけですからね。」

ふたご1  「何しろ苦労人ですからね。」

ふたご2  「かつて自国の諜報機関に誘拐されたことのある国家元首もなかなかいないでしょう。」

ふたご1  「奴隷に売り飛ばされた経験のある高橋是清くらいなものですね。」

ふたご2  「すごい過去ですね。」

ふたご1  「まあ若いときの苦労は買ってでもしろといいますからね。」

ふたご2  「売られとんねん。」

ふたご1  「シリアのアサド大統領も亡くなりまして。」

ふたご2  「はあ。」

ふたご1  「すでに次男が後継者になることが決まっているそうなんです。」

ふたご2  「世襲か。金正日と一緒やん。」

ふたご1  「これでアメリカの大統領がブッシュ氏になれば世界の政界に巻き起こる大世襲ブーム!」

ふたご2  「3つや。」

ふたご1  「その点日本はそんなもんは昔からやってますしね。2世、3世と議員になってやね。」

ふたご2  「小渕さんとこの娘さんとかね。」

ふたご1  「鳩山さんとこなんかは4世議員ですからね。」

ふたご2  「小泉さんも4世でしたか。」

ふたご1  「天皇さんなんか125世やからね。」

ふたご2  「それは世襲してなんぼですから。」

ふたご1  「さて、官公庁にもれなくモナザイトがプレゼントされた事件で。」

ふたご2  「放射性物質はプレゼントするな。」

ふたご1  「しかし何のキャンペーンで放射性物質を。」

ふたご2  「北朝鮮にモナザイトを密輸しているやつがおると告発するためですね。」

ふたご1  「む!冒頭のニュースとの絶妙なリンク!これが構成の妙というやつですか。」

ふたご2  「たまたま起きただけ。まあタイミング的に怪しいといえなくもないけどな。」

ふたご1  「なんですって!」

ふたご2  「ここで北朝鮮が放射性物質を大量に輸入して核開発を進めていることがわかれば今の和平ムードなど一瞬で吹き飛んでしまう、それを狙った告発かもしれないと。」

ふたご1  「どうして…何のためにそんなことを…。」

ふたご2  「北朝鮮と韓国の和平を喜ばない人間もいるかもしれないということですよ。」

ふたご1  「せっかく…ひとつの民族、ひとつの国家に戻れる日も近いって言うのに…。」

ふたご2  「50年も経つといろいろと固定化してきますしね。」

ふたご1  「なぜ、なぜ、人は同じ過ちを繰り返すの!?」

ふたご2  「そしてなぜオカマ。」

 

6月17日、神戸ではサンライズと言うメロンパン  子規


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