ふたご1  「夏だというのにぱっとしませんなあ。」

ふたご2  「まあそういわず。」

ふたご1  「マイルドセブンやセブンスターのパチモンが出回っているそうです。」

ふたご2  「東京や大阪、群馬で見つかったそうですね。」

ふたご1  「東南アジアのほうではマルボロのパチモンがあるという話もありますがね。」

ふたご2  「ありますね。」

ふたご1  「東南アジアならともかく、原価がいくらかしらんけど日本でまわしても粗利は知れてるやないですか。、作る機械が10億円くらいするそうです。」

ふたご2  「紙を巻いてフィルタをつけてと。」

ふたご1  「設備投資が利益にともなってないですね。」

ふたご2  「でもひょっとしたら日本でセブンスターとかマイルドセブンは去年で600億本くらい売れてるそうですから、もしその一パーセントでも売るとすごいですよ。」

ふたご1  「わかばとかしんせいとかウルマとかも?」

ふたご2  「そんな小商いはしない。ウルマって何。」

ふたご1  「沖縄限定タバコだそうです。」

ふたご2  「それこそ小商いや。」

ふたご1  「まあタバコのような製品にパチモンがあるということは思ってもいないものがパチモンである場合もありますよ。」

ふたご2  「まあそうやね。」

ふたご1  「「きのこの山」のパチモン。偽物は柄の部分のスナックがちょっとずれてついてます。」

ふたご2  「たいがいずれてるけどね。」

ふたご1  「南アルプスの天然水やと思ったら北アルプスの天然水やった!」

ふたご2  「それはダイエーで売ってるやつや。」

ふたご1  「iMACや思ったら…。」

ふたご2  「それはもうええ。」

ふたご1  「竹下登元首相が亡くなりましたが。

ふたご2  「ひとつの時代が終わった、という感じで。」

ふたご1  「よく聞きますね、その言葉。」

ふたご2  「これでやっと昭和が終わったという感じで。」

ふたご1  「それもよく聞くね。」

ふたご2  「もう平成も十二年なんですけどね。」

ふたご1  「で、竹下さんといえば田中角栄直系の自民党のドンですから。」

ふたご2  「彼の後継が橋本元首相、小渕前首相ですし。自由党の小沢一郎も竹下派七奉行の一人ですからね。」

ふたご1  「先般亡くなった梶山静六氏も竹下派鍋奉行でしたしね。」

ふたご2  「鍋言うな。」

ふたご1  「あ、奥田敬和君、豆腐入れて。小渕恵三君アクとって。小沢君、春菊はまだ。橋本龍太郎君、そろそろ肉入れよか。小沢君、春菊はまだ。羽田孜君、ビール用意して。渡辺恒三君、卵。小沢あっ!春菊はまだや言うてるやろがあっ!…これが一六戦争というやつです。」

ふたご2  「おっさんばっかりで鍋すんな。」

ふたご1  「竹下さんも鍋を食うことなく亡くなられましたねえ。」

ふたご2  「まあおいしい思いは過去たくさんしてきましたけどね。」

ふたご1  「竹下氏だけでなく、奥田敬和氏、小渕恵三氏、梶山静六氏と相次いでなくなり、ひとつの季節が終わったということですね。」

ふたご2  「時代やなくて?」

ふたご1  「鍋の季節が。」

ふたご2  「うるさい。」

ふたご1  「さて、北朝鮮にコーラがはじめて輸入されたそうですね。」

ふたご2  「アメリカ帝国主義の象徴ですね。」

ふたご1  「そう。そしてこれで北朝鮮もアメリカの文化侵略を受けていくわけです。金正日総書記があの変な服を脱いでジーンズを着るようになるのも時間の問題ですな。はは。」

ふたご2  「誰だお前。」

ふたご1  「ですから羽田孜元首相にあの省エネスーツを脱いでもらうためにはコーラをばしばし飲ますべきですな。んぷー。」

ふたご2  「息子も着てましたけどね。省エネスーツ。」

ふたご1  「民主党も本気で政権をとるつもりならあの省エネスーツを何とかすべきですな。んっふっふっふっふ。

ふたご2  「選挙期間中なのでこの辺で。」

 

6月23日、パゥティスタ・サカサ大統領(ニカラグア)


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