ふたご1  「いやいいよ、マジで、最高。」

ふたご2  「ていうか暑すぎですね、マジで。」

ふたご1  「自分の子供を薬殺した母親がおりまして。」

ふたご2  「なんか准看護婦の知識を生かして薬の副作用でね。」

ふたご1  「実は毒殺魔というのは結構女性が多いんですね。」

ふたご2  「まあ最近ではあの林真須美とかね。」

ふたご1  「むかしではヴァン・デン・リンデンやブランヴィリエ侯爵夫人とか。」

ふたご2  「知らんけどね。」

ふたご1  「男はやっぱり金属バットか刃物っすねえ。」

ふたご2  「何を男らしさの象徴みたいに言うてんねん。」

ふたご1  「だからサリンを使ったオウムなんてのはさっぱり男らしくないわけで。」

ふたご2  「それどころか人間らしくないけどねえ。」

ふたご1  「そして最近は、ヤマザキパン、キリンなど多数の工場でカビとかいろいろ入ってますね。」

ふたご2  「そうですね。」

ふたご1  「あれも男らしくないですね。やはり金属バットとか刃物を入れないと。」

ふたご2  「わかるっちゅうねん。」

ふたご1  「その時、松坂が、スピードに。」

ふたご2  「入れんな入れんな。」

ふたご1  「で、世界各地のえらいさんが沖縄にやってきていますね。」

ふたご2  「サミットね。」

ふたご1  「あれはなぜサミットというんですか。」

ふたご2  「先進8カ国・EU首脳会議なんでしょう。」

ふたご1  「あれはですね、山の頂上という意味なんですね。」

ふたご2  「はあそうですか。トップ会談といった意味ですか。」

ふたご1  「で、サミットの準備をするために首脳同士の連絡を取り合う人をシェルパというのです。」

ふたご2  「山登りの手助けをする人という意味ですね。」

ふたご1  「つまりなぜサミットがあるかというと、」

ふたご2  「そこに山があるから。」

ふたご1  「先に言うな!」

ふたご2  「だれでもわかる。」

ふたご1  「で、サミットで挑まなければければならない今度のヤマは何だいゴリさん。」

ふたご2  「誰がゴリさんや。朝鮮半島問題とかNMDとか、ITとか。」

ふたご1  「はあややこしいことですね。結論なんか出るんですか。」

ふたご2  「まあサミットというのはあくまで方向性を確認し合う外交儀礼みたいなもんですから、別にこのサミットで意外な方向に行ったりとかいうことはないですけどね。」

ふたご1  「で、なんか関係ありそうなこととかありましたか?」

ふたご2  「身近で関係ありそうというと、諸外国がNTTの通信料引き下げをいうてきとるんですがね。」

ふたご1  「それはうれしいですね。」

ふたご2  「NTTの通信料がぐっと安くなれば、インターネット利用者も増えるということです。」

ふたご1  「そうすれば森首相ももうちょっとはインターネットとかに詳しくなるでしょう。」

ふたご2  「どうかなあ。」

ふたご1  「そこで日本も負けずに全世界に値下げを要求してはいかがでしょうか。」

ふたご2  「何を。」

ふたご1  「神社のさい銭を。」

ふたご2  「なんでやねん。」

ふたご1  「そうすれば全世界の人が神社に行き、人々が神社とかに詳しくなるわけやね。」

ふたご2  「さい銭なんか別に額決まってへんやろ。」

ふたご1  「そうすれば森首相も日本だけでなく世界が神の国だとわかるというのに。」

ふたご2  「世界中に神社なんかないから。」

 

7月21日、1983年イタリアの首相ファンファーニ。


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